毎年恒例になってきましたが、本年も自分がプレイしたゲームで素晴らしかったゲーム、当サイトのGOTY(My Game Of The Year 2024)を発表します。
なお、2024年に自分がプレイしたゲームなので2023年以前に発売されたゲームでも表彰対象に含まれます。
まず、前回(2023年MyGOTY)以降、レビューした79本のゲームの中から以下の16タイトルをノミネートさせていただきました。
2023年は豊作の年でしたが、本年もかなりの良作が揃いました。
特に1月から3月にかけて素晴らしいゲームが数多く発売されて、4月~8月くらいはちょっと落ち着いたかなと思ってたところ、9月後半から一気にGOTY候補級のゲームが発売されました。
では、群雄割拠の中、私の個人的GOTYはどうなったのか、結果を発表させていただきます。
☆プラチナ最優秀賞
Rise of the Ronin
プラチナ最優秀賞は、コーエーテクモゲームス(Team NINJA開発)の幕末オープンワールドアドベンチャー『Rise of the Ronin(ライズ オブ ローニン)』(2024.3.22発売)です。
TGA(The Game Awards)2024ではノミネートすらされませんでしたが、当サイトではX(旧Twitter)で匂わせていたとおり2024年MyGOTYとさせていただきました。
今年の4月くらいの時点で「今のところ、ローニンが1番だな」と思っていて、結局、そのまま変わらずに1番でした(別にTGA2024でノミネートされなかったからとかそういうつもりはありません(^_^;))
19世紀幕末期に欧米の文化が入り込んで急激に近代化の波が押し寄せてくる日本を独自のファンタジーを混ぜつつ見事に表現し、美しい富士山や清水寺などの景観、そこをオープンワールドで自由に飛び回れる爽快感、パリィで弾いたり斬ったりだけでなく、投げたり撃ったり殴ったりで多様なスタイルで戦えて楽しい戦闘、プレイしやすさに徹底的にこだわったユーザビリティ、高杉晋作や桂小五郎やペリーといった歴史上の魅力的な人物達、などなどなどetc。
欠点(ストーリーとか)も少なくはないのですが、それ以上に沢山の魅力で溢れているため、最優秀賞ゲームとさせていただきました。
海外でももっと評価されて欲しいですね。
◎金の優秀賞1
龍が如く8
金の優秀賞の1本目は、ジャパニーズヤクザ in ハワイの『龍が如く8』(2024.1.26発売)です。
圧倒的大ボリュームでハワイを遊びつくせるゴージャスなゲームです。
ダブル主人公は、情報を聞いた時は不安でしたが、プレイしてみると、春日一番と桐生一馬の主人公のバトンタッチがとてもよく描かれていて素晴らしかったと思います。
来年2月には真島吾朗を主人公にした『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』も発売されますがこちらも期待大ですね。
◎金の優秀賞2
プリンセスピーチ ショータイム!
金の優秀賞の2本目は、マリオシリーズのヒロインであるピーチ姫が主役となって活躍する2.5Dアクションゲーム『プリンセスピーチ ショータイム!』(2024.3.22発売)です。個人的には、TGA2024のGOTY『アストロボット』を超える本年のベストプラットフォームアクションゲームです。
忍者、パティシエ、探偵など様々な変身で各ステージバラエティーに富んだゲームが遊べてとても面白いです。
主人公がお姫様なので女の子向きのゲームに見えてしまいますが、そんな理由でこのゲームをプレイしないのはもったいないですよ。
〇銀の優良賞1
ユニコーンオーバーロード
銀の優良賞の1本目は、ヴァニラウェア開発のファンタジー世界での戦禍と解放の戦いを描いた王道ストーリーのシミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』(2024.3.8発売)です。
ほとんどの目標が「ゼノイラ軍と戦って拠点を開放する」しかないSLGバトルを80時間以上もやらされておきながら飽きずに最後までプレイ(むしろ、まだ終わらないで欲しいと思った)してしまったのはやはりこのゲームがとても楽しかったからでしょう。
X(旧Twitter)見るとアレインの嫁が大体スカーレットかエルフ姉妹っていう定番ばかりで私みたいにタチアナ選んだ人ほとんど見ないんですが、何故…。
〇銀の優良賞2
『百英雄伝』
銀の優良賞2本目は、名作RPG『幻想水滸伝シリーズ』の精神的後継作として生み出されたクラシックスタイルのJRPG『百英雄伝』(2024.4.23発売)です。
炎上やらSwitch版のパフォーマンスやらで評判を落としてしまったのは残念ですが、どちらの件もPC版でプレイした自分には関係ない話だったので純粋に「古き良き時代のJRPG」として遊べました。
ミニゲームに異常に力が入っていて、特にフルボイスで声優が喋りまくる劇場のミニゲームは本当にすごいです。
◇特別賞
本年の特別賞は、サウンドトラック、インディーゲーム、ADV(ノベルゲーム)、キャラクターボイス、エアプの5部門です。
サウンドトラック部門
メタファー:リファンタジオ
特別賞サウンドトラック部門は、アトラスの完全新作ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』のサウンドトラックです。
住職の「お経」をボーカルとした曲がすごいインパクトですが、他の曲も大変素晴らしいです。
インディーゲーム部門
The Plucky Squire~ジョットと不思議なカラクリ絵本~
特別賞インディーゲーム部門は絵本の中の主人公となって本の中や本の外で冒険するアクションアドベンチャーゲーム『The Plucky Squire~ジョットと不思議なカラクリ絵本~』です。
2次元の絵本の中のキャラクターを操作して絵本の絵や文字を使ったパズル解いたり、外の3次元の現実世界に出たり、ユニークすぎるボス戦があったりなど独創的なギミックで溢れていて本当に素晴らしいゲームでした。
グラフィックデザインのクオリティが非常に高く、インディーゲームとは思えないくらいですね。
ようやく、海外産のゲームがでてきましたね。本年は本当に和ゲーの年だったといえるでしょう。
ADV(ノベルゲーム)部門
グノーシア
特別賞ADV(ノベルゲーム)部門は、宇宙船内でプレイヤーを含めた最大15名のキャラクター達が、生存をかけた議論と投票を行うシングルプレイSF人狼ゲーム『グノーシア』です。
人狼ばかりしていてストーリー自体は多くはないのですが、キャラクターと世界観がとても素晴らしく、そのキャラクターと本当に人狼ゲームをしているかのように感情移入できます。
なんと2025年にアニメ化されるそうです。
キャラクターボイス部門
CV:中村悠一
特別賞キャラクターボイス部門は、『メタファー:リファンタジオ』のルイ、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』のワグナス、『龍が如く8』のハン・ジュンギを演じた中村悠一氏です。他にはジョジョのブチャラティの声などもやっています。
クールなイケメンの声にぴったりで、特にメタファーのルイ役ではルイというキャラクターのカリスマ性をさらに際立たせる艶のある声の演技でゲームのストーリーを盛り上げるのに一躍買っていたと思います。
エアプ部門
ファイナルファンタジーVII リバース(FF7リバース)
特別賞エアプ部門とは「今年あんなに話題になったゲームなのに、キミ、何でやってないの?」というゲームにその言い訳を言うだけの部門です。(GOTYと何も関係のない部門なので興味ない人は読み飛ばしてもらって結構です)
その2024年エアプゲームとして、『ファイナルファンタジーVII リバース』(2024.2.29発売)を挙げさせていただきます。
結構なゲーマーの人たちが2024年ベストゲームとしても挙げているFF7リバースですが、実は、自分はプレイしていません。何故か。
「オリジナルのFF7をプレイしていない」とか「オリジナルのFF7が嫌い」とかそういうのではありません。むしろ逆です。オリジナルの、つまり、初代PlayStationで出たFF7が好きすぎて崇拝するくらいのレベルなので、FF7Rの原作改変がどうしても受け入れられないのです(^_^;)1作目の「リメイク」のほうは、序盤こそよかったのですが原作改変が出始めたあたりでギブアップしてしまいました。
ただ、リバースは発売後間もなくでかなり評判が良かったので万札握りしめてゲーム屋に行くところまでは行きました。DISCが逆問題がなければ買ってたと思います。
食わず嫌いで、実際やってみればめちゃくちゃハマる可能性が高いのはわかっているんですけどね…。いつかPlayStationゲームカタログなどでリリースされたらプレイしたいです。
ちなみに、ネタバレなどを見まくっているのでミニゲームがやたらいっぱいあるだとか、どのキャラが強いだとか、エアリスがどうなるだとか大体知ってます。
まさしくエアプですね(^_^;)
以上
『My Game Of The Year 2024』でした。
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