214本目のゲームレビューです。
評価
??点 ※総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇神ゲー
PS5の機能をフル活用した美麗すぎるグラフィックと多種多様なギミックの数々に驚かされます。
PS5を所有している人全員にお勧めできるゲームです。
『アストロボット』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2024年9月6日 | PlayStation5 |
どんなゲーム?
ソニーからPlayStationファーストタイトルとして発売される3Dアクションゲーム
『ゴッドオブウォー』や『アンチャーテッド』なとPlayStationで発売された人気タイトルのキャラクターに扮した仲間のアストロボット達を銀河中を回って救出する
感想など
美麗なグラフィック
『アストロボット』をプレイしてまず驚かされたのが映像の美しさです。
プロローグの後、最初のステージの「空中庭園チュートリア」へデュアルセンス型の乗り物で着陸するシーンで、自然と人工物の織りなす美しいステージに感嘆してしまいます。
各ステージは、宇宙の銀河を舞台としたSF世界という統一されたテーマがありつつも寒々とした雪積もるステージや乾いた暑さの荒野のステージなどバラエティ豊富な景観と未来の創造的なデザインでプレイヤーを引き込む魅力を持っています。
これらのステージがPlayStation5の強力なハードウェアを活かした最高品質のビジュアルで表現され、ステージに着陸した時に最高のワクワク感が生まれます。
PlayStationオールスターが登場
『アストロボット』では、PlayStationの初代から5までに発売された名作ゲームのヒーロー達の格好をしたボット達が登場します。
登場するゲームは「アンチャーテッド」や「クラッシュ・バンディクー」などPlayStationの顔ともいえるSIEのファーストタイトルから「バイオハザード」(カプコン)、「メタルギアソリッド」(コナミ)などのサードパーティーのタイトル、「Kena」や「Stray」などXboxやSteamでも販売されているインディーゲームまで幅広く登場します。
さらに、一部のゲームにおいては、まるごとそのゲームとなるステージまで用意されています。
例えば、「ゴッド・オブ・ウォー」を再現したようなステージの「ボット・オブ・ウォー」では、アストロボットがクレイトスとなり、投げても手元に戻ってくる氷の斧リヴァイアサンを持って氷のステージに挑むことができます。歯車を斧で凍らせるギミックとか投げたオノを戻し忘れて素手で殴ってたりとか本家GoWをプレイしたことがある人なら思わずニヤリとしてしまうような場面が詰め込まれていて面白いです。
本家のゲームをプレイしたことがない人の場合、オマージュしている部分は伝わりにくいかもしれませんがステージの雰囲気の良さやギミックの面白さは普通に楽しめると思います。
私はサルゲッチュはプレイしたことはありませんが、サルゲッチュステージ「ピポピポピポゲッチュ」も十分に楽しむことができましたし、これを機にクラシックスカタログでサルゲッチュをプレイしてみたいとも思えました。
実際、レスキューするボットの中には、知らないタイトルからの登場するキャラも多く、半分も知っていればいいほうかもしれませんが、ニッチなキャラや細かいネタを知っていると感動するのでPlayStationに長く親しんだゲーマーの人ならより一層楽しめることでしょう。
各ステージの愉快なギミック
『アストロボット』はリッチなグラフィックやPlayStationオールスターによるゴージャスな演出だけでなく、3Dプラットフォームゲームとしても非常に良くできています。
操作はシンプルで基本的にジャンプとアクションで、さらに、ステージの途中で装備アイテムを入手することでを特殊アクションも使えるようになります。時にはモーションセンサーを使用してコントローラーをブンブン振り回しながら操作する場面もありますが、どれも直感的な操作で動かしていて楽しいです。
各ステージのギミックはどれもユニークで、ねずみのように小さくなって歯車を渡るステージもあれば、水を吸って巨大化して破壊して回るステージもあるなどメリハリがあって面白かったです。
また、各エリアの大ボス以外に、コースのゴール直前に専用のボスが用意されているステージも多く、大型で迫力のあるボスとユニークなバトルが楽しめます。
カジュアルな難易度でコンパクトなボリューム
『アストロボット』はアクションゲームとしては易しい難易度となります。ライフ制ではなく常に1発アウト(エリアボス戦のみ3回)なのですが、チェックポイントが細かく存在するのでミスしても直前からプレイを再開することができます。
ボス戦も基本的に3回ポコンと攻撃を当てれば勝利なのでとても易しいです。
なお、高難易度ステージとして、○✕△□でそれぞれ4つの合わせて16コースある「〜の試練」というチャレンジステージがありますが、本気出したマリオの極悪コースに比べれば、まだ何とかなるくらいの難易度です。
まとめ
『アストロボット』はPlayStation5の性能を最大限に引き出した遊び体験で喜びと楽しさが詰まったゲームとなっています。
クリアまで15時間程度のボリュームですが、各ステージがしっかりと作り込まれており、クオリティーが非常に高く濃密な楽しみが提供されます。
プレステファンはもちろん、一般のゲーマーやそうでない人にも幅広くおすすめできるゲームです。
PlayStation5を持っている人なら、是非プレイして欲しいと思いました。
以上
『アストロボット』のレビューでした。
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