235本目のゲームレビューです。
評価
??点 ※総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇良ゲー
B級感漂うFPSですが単純にあらゆる銃を全弾発射し続けて大量の敵を薙ぎ払うというシンプルな爽快さを楽しめます。
『Vampire Hunters(ヴァンパイアハンターズ)』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2024年10月30日 | PlayStation5(4)/Xbox Series/Switch/PC |
どんなゲーム?
ブラジルに拠点を置くゲーム開発会社のGamecraft Studiosが開発・販売する一人称視点を採用したヴァンサバ系ローグライクゲーム
感想など
FPS+ヴァンサバ
『Vampire Hunters(ヴァンパイアハンターズ)』は、そのタイトルからも推察できるように(カプコンの格ゲー)今や雨後のたけのこのように群発している『Vampire Survivors』ライク(ヴァンサバ系)のローグライトゲームです。
他のヴァンサバ系ゲームと差別化している特徴は、視点が見下ろし型ではなく一人称視点のFPSであるというところです。
FPSになったことによって、前後左右という軸だけでなく高低の軸も加わるので戦いは3次元になり、立体的で高低差を強調したマップが多くあります。
一人称視点であるため、視野がキャラクターの正面に限定され、常に後ろには注意が必要です。油断すると後ろから敵が迫っています。
敵の波は動きは遅いものの盾持ちの敵や一定感覚で現れるボスなど放っておくと厄介な敵もいるので、受けに回るだけでなく能動的に動いて倒しに行く必要があります。基本的に常に動き回って戦うことになり、ヴァンサバ系にしては忙しいゲームとなってます。
ローポリなグラフィック
『Vampire Hunters』のグラフィックは、いわゆるローポリで初代PlayStation時代のようなポリゴン数の少ないクラシックなモデルでキャラクターやマップのオブジェクトなどが描写されています。
見た目はチープですがローポリな分、動作は軽く、敵が大量に湧いてもゲームがカクついて重くなるということはほとんどありません。
マップもレベルデザインは古臭くて数十年前のFPSのようですが、ゴチャゴチャとした余計な飾りがあまりないのでスッキリして動きやすいです。
大量の銃を装備
『Vampire Hunters』では手や肩に持った大量に武器で戦います。
両手に10本、両肩に4本の計14本の武器を持って全部同時に撃つスタイルはなかなかのインパクトがあります。
大量の敵を相手にするFPSは沢山ありますが、10本以上持ってる武器を全部同時に扱うというのは本作くらいではないでしょうか。
こういう大量の火力でド派手に撃ちまくるところは、まさに「ヴァンサバを一人称視点にしたらこうなります」といった感じです。
武器は、おなじみのサブマシンガン、ショットガン、ロケランから近接武器にレーザー兵器など種類は豊富です。
しかし、どれだけ種類はあっても結局使うものは決まっています。
このゲームの場合、終盤になると敵の耐久力が跳ね上がるので、武器のDPSが非常に重要です。このため、結局、火力の高い銃を優先して選択するので、毒とか火とか氷とか見た目は派手でも威力が低いものは役に立ちません。
しかも、このゲーム同じ武器を装備できるので、DPS最強の銃がわかってしまえば、あとは全部その武器でいいじゃん!ということになってしまいます。
そして、「星座」というゲームに影響を及ぼすアップグレードの「みずがめ座」は「ショップに現れるすべてのプライマリ武器は初期のものと同じになる」という効果があります。
つまり、DPS最強クラスの銃を初期装備にして「みずがめ座」を装着するのがゲームを攻略する上で最適解のビルドになります。
最強武器かどうかは不明ですが、私がプレイした中で特に強かったのは、ピストル(リボルバー)です。
この武器は、一見大したことない性能ですが「所有するリボルバー1丁につきダメージ25パーセントアップ」という特性のため、持っている武器をすべてこのピストルにしてしまえば相当な火力になります。
このため、「みずがめ座」をつけてすべての武器をピストルにしたビルドは特に強く、ゲームをクリアするだけならこれ以外の装備を選択する意味はありません。
しかし、武器の種類は豊富なのに毎回同じ1種類の武器になってしまうのはちょっと寂しいですね。
ヴァンサバ特有の中毒性
『Vampire Hunters』もヴァンサバと同じように時間を忘れてプレイしてしまう高い中毒性のあるゲームです。
シンプルながらも圧倒的火力で敵を殲滅していって大量の経験値をかき集める爽快感はFPSになっても健在です。
上で紹介したビルドで毎回同じ装備になってしまうのでリプレイ性は低くなってしまいましたが、実績やアンロックが沢山あるので、これらをある程度埋めるまでは十分に遊び続けられるでしょう。
値段は約2000円とヴァンサバ系にしては高めですがそれでもコスパは良いと思えるくらい遊べると思います。
以上
『Vampire Hunters(ヴァンパイアハンターズ)』のレビューでした。
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