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『Ballionaire(バリオネア)』の感想・レビュー

盤面構築パチンコローグライト

239本目のゲームレビューです。

評価

??点 ※総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。

〇良ゲー

盤面構築が上手くいって派手にジャブジャブとスコアが増えていくのを見るのが楽しいです。

気が付いたら1時間とか2時間が経ってるくらい時間が溶けてて怖いです。

『Ballionaire(バリオネア)』とは

発売日・対応機種

発売日 対応機種
2024年12月10日 PC(Steam)

どんなゲーム?

シアトルのゲームデベロッパーnewobjectが開発し、スウェーデンのインディーゲームパブリッシャーRaw Furyが販売するローグライトパチンコゲーム

感想など

パチンコ×ローグライト

『Ballionaire(バリオネア)』はパチンコ(ピンボール)をテーマとしたデッキ(ボード)構築系ローグライトゲームです。

パチンコ×ローグライトというと、当サイトでもレビューしたPeglin(ペグリン)がありますが、あちらはSlay the Spireから大きな影響を受けたローグライトであるのに対して『Ballionaire』は、Balatro(バラトロ)からの影響が感じられます。また、Peglinがボールを強化するのに対して『Ballionaire』が強化するのはボードの盤面の方で、「トリガー」と呼ばれる様々な効果を持ったオブジェクトを設置してボードの構築により高得点を目指します。

トリガーは1ボール後、毎回選出する

ゲームは、決められたボールの消費数以内に3人の長老が提示する額以上のお金(スコア)を稼ぐというBalatroに近いルールです。

提示額以上のスコアを達成する

ゲームは基本的にパチンコ(ピンボール)で、狙ったとこに落ちるかどうかは運否天賦のため、序盤は一切トリガーまを通らずにストンと落ちていってイラッとする場面も多いです。しかし、ゲームが進んでボードの大半がトリガーで埋まるようになってくると、トリガーから生成された沢山のボールが跳ね回り続けて大量のスコアを叩き出してとても爽快です。

様々なステージ

『Ballionaire』には様々なステージがあり、それぞれユニークなギミックのあるパチンコボードとなっています。

リリース時点では5ステージあるので、各ステージについて触れていきます。

なお、ゲーム開始時は、「ピラミッド」しか選べませんがそこでのランをクリアすれば他の4つのステージも選択できるようになります。

ピラミッド

一番シンプルで簡単なステージです。

単純にこのゲームを楽しみたいならここでしょう。

スロットマシン

ピラミッド同様シンプルで、一度にボールが3つも落ちてくれるのでボードの構築が進めばピラミッドより楽そうなマップです。

スロットマシンの絵柄を揃えるギミックも楽しいです。

釣り堀

トリガー設置箇所が多く下まで落ちてから、釣り糸を巻くためヒットはしやすいですが、上昇時はムーバーが逆効果なのが難しいです。

コインなど他のボールを生成するトリガーを上手く使って普通の挙動のボールの量産体制を構築したいです。

ピンボール長者

ピンボールのように左右のフリッパーでボールを弾くことができますが、弾く回数制限(10回まで)があります。

トリガー設置スペースが少なく、フリッパー操作も面倒くさいので一番苦手かもしれないステージです。

危険な輪

ボードが観覧車になっていてクルクル回ります。

割と普通に攻略できるのですが、ボードの最端にキノコを置いたら、頂点まで回って来たときに出た瞬間画面外にボールを飛ばすを2回連続でやられて憤死しそうになりました。

外周にムーバーは置かないほうがいいかもしれません。

高難易度な試練

『Ballionaire』では、最初はチュートリアル的な難易度「新入」しか選べませんが、それをクリアすると難易度「昇級者」とその上の難易度の「ボール長者」をプレイできるようになります。

そして、難易度「昇級者」からは、各長老から「試練」という縛りやデバフが追加されます。

「試練」という名で縛りやデバフが追加される

さらに「ボール長者」をクリアすると、「ボール長者+」それをクリアすれば「ボール長者++」といった感じでさらに上の難易度が開放され、試練による縛り・デバフの効果も強いものになっていきます。

このような縛りやデバフなどで難易度を上げるやり方はローグライクではよくあるやり方で、『Slay the Spire』アセンションBalatroステークなどもありますが、個人的にはあまり好きじゃないんですよねこの方式…

デバフや縛りがきつすぎて全然楽しくないんですよ。なんでわざわざこんなマゾい縛りでプレイしないといけないんですか(^_^;)

『Ballionaire』の場合は難易度「昇級者」であれば試練はそこまでキツくないので私はこれで十分かなという気がしました。「ボール長者++」は上納金(要求スコア)2倍がきつすぎてクリアできる気(というか、やる気)がしません…。

しかし、試練が煩わしい場合は、サンドボックス(試練も上納金もなし)ならさらに気ままに遊ぶことができますし、自由にトリガーを設置してできる「ラボ」もあります。

「ラボ」モードで自由に配置

ラボはボード構築の組み合わせを研究するためのモードですが、高難易度でランダム要素がうまく行かず負けたときとかはこれでストレス解消するのもいいかもしれませんね。

 

以上

『Ballionaire(バリオネア)』のレビューでした。

 

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