274本目のゲームレビューです。
個人的な評価
76点
〇良ゲー
曲が良くてリズムゲームとしてもヴァンサバ系ゲームとしても十分楽しめます。
『リズムウィッチ ビートオブデス』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2025年5月9日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
台湾のインディーゲーム開発会社のDusklightが開発し、中国のパブリッシャーである2P Gamesが販売するサバイバー系ローグライト
感想など
ヴァンサバ系+リズムゲーム
『リズムウィッチ ビートオブデス』は、ネクロマンサーの魔女「ネクロウィッチ」ことシベルと彼女に従う下僕たちが、不滅の塔に眠る永遠の若さの秘宝を奪うため、塔に巣食う魔物の群れと戦うサバイバー系ローグライトアクションです。
ちなみに似たような名前の『ウィッチパズリズム』はちょっとえっ○な別作品なのであしからず。
本作は一見よくあるヴァンパイアサバイバー系に見えますが、大きな特徴としてリズムゲーム要素が加わっています。
キャラクターの周囲を回る針に合わせてビートを刻み、タイミング良くボタンを押すことで攻撃を発射するという仕組みです。
『リズムウィッチ ビートオブデス』をプレイしました
— エビマヨ (@nahco3ebimayo) May 18, 2025
リズムゲー+ヴァンパイアサバイバーです
フォロワーさんがプレイしてるのをみて楽しそうだったので購入しました
リズミカルな音楽とキャラクターがとても良きです pic.twitter.com/4KvPlUabAi
サバイバー系ローグライトの進行形式には、大きく分けて2つのタイプがあります。
一つは、『Vampire Survivors』や『Halls of Torment』のように、絶え間なく敵が出現し続ける中で、レベルアップ時に、その場で強化を選びながら戦い続けるタイプ(耐久制)
もう一つは、『Brotato』や『バイオプロトタイプ』のように、短時間のウェーブごとに戦い、ウェーブ間のインターバル中にアイテムを購入して準備を整えるタイプ(ウェーブ制)
『リズムウィッチ』は後者のウェーブ制を採用しており、1曲(=1ウェーブ)の間はレベルアップによる中断がなく、リズムに集中して遊べるのが特徴です。
リズムとバトルで忙し楽しい
『リズムウィッチ ビートオブデス』を最初にプレイしてみて感じたのは、「音ゲーをしながらキャラクターを動かすのが思った以上に大変」ということでした。
本作は、ただその場に立ってリズムを刻むだけではありません。敵の攻撃を回避したり、宝箱を回収するために、キャラクターあちらこちらに動かす必要があります。
ところが、リズムを取るためにキャラの周囲を回る針やアイコンに集中していると、敵や宝箱の視認が難しくなり、逆に移動に集中するとリズムが疎かに…
つまり、「サバイバー系ローグライト」と「リズムアクションゲーム」を同時にこなすマルチタスクな操作が必要になります。これが、オッサンの脳にはなかなかハード(^_^;)
とはいえ、プレイを重ねるうちに曲ごとのリズムパターンを体で覚えてきます。
こうなってくるとまさにリズムゲーをしながら気持ちよくサバイバーを楽しめるようになります。
さらに、本作には複数のゲームモードが用意されています。
オートで攻撃する「オートアタックモード」を選べば、通常のヴァンサバライクとしても楽しめます。
ただし、「ベーシックリズム」ではリズム入力が簡単な反面、DPSが出づらくなるため、かえって攻略が難しくなる場面もあります。
個人的には、入力の難易度は少し上がるものの、リズムと楽曲の連動が心地よく、かつDPSも出せる「フィーバーリズム」がおすすめです。
音ゲーとしてしっかり楽しめる楽曲群
『リズムウィッチ ビートオブデス』では、序盤こそやや似たような印象の曲が続くものの、進めていくうちにテンポの速いロック調の曲や、曲調の変化が楽しい楽曲も登場し、思っていた以上にバラエティ豊かでした。
どの曲もビートがしっかりしていて、リズムに合わせて攻撃を叩き込む感覚が気持ちよく、プレイ体験をしっかり音楽で支えてくれています。
リズムアクションにおいて「楽曲の良さ」は何よりも重要ですが、本作はその点でも十分に満足できる出来栄えです。
Steamで700円という手頃な価格で、リズムアクションとしてもしっかり楽しめる内容ですので、気になった方はぜひ体験してみてください。
以上
『リズムウィッチ ビートオブデス』のレビューでした。
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