
281本目のゲームレビューです。
個人的な評価
75点
〇良ゲー
暗すぎるビジュアルは好みが分かれそうですがゲームはユニークで面白いです。
意外にコンパクトでサクッと遊べます。
『Children of the Sun(チルドレン オブ サン)』とは
発売日・対応機種
| 発売日 | 対応機種 |
| 2024年4月9日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
ドイツの個人開発者René Rother氏が開発し、アメリカのインディーゲームパブリッシャーDevolver Digitalが販売するパズルシューターゲーム
感想など
狙撃×パズルゲーム
『Children of the Sun(チルドレン オブ サン)』は、たった1発の弾丸で敵のカルト集団を全て仕留めるというちょっと変わったパズルシューターです。
一見すると、遠距離から敵を狙撃するステルスTPSかFPSに見えますが、本作は弾道を操作して最適な1回の射撃で対象を全て排除するというパズルゲームに分類されます。



プレイヤーが操作する少女は弾丸の軌道を変える特殊な力を持っており、敵に弾丸が命中するとそこから別の方向にいる敵に弾丸を向かわせることができます。
ジョジョのホル・ホースやミスタのような、銃から発射された弾丸を操作するスタンド能力を想像してもらうとわかりやすいでしょう。
この力を使い、敵から敵へ渡ってまるで一筆描きのように軌道を描き、1ショットで全ての敵を倒します。

敵は移動したり逃げ出したりしますが、基本的にこちらに攻撃してくることはありません(一部のミニゲームパートで火炎瓶を投げつけてくることはある)
キャラクターの移動は左右のみでWASDキーは使わず、マウスのみで移動、エイム、射撃をします。
本作は、障害物を避けたり、環境を利用していかにして1回の射撃で敵を倒せるかか全てのゲームで、これが、本作がアクションシューターではなく、パズルシューターであるという所以です。


とことんダークで暴力的なストーリー
『チルドレン オブ サン』の物語は、カルト教団に人生を狂わされた少女が、激しい怒りを抱えながら復讐をして回るという、非常にダークかつハードな内容です。
暴力的な描写も多く含まれており、苦手な人は注意が必要です。




ストーリーは各ステージの合間に挿入されるカットシーンで語られますが、セリフは一切なく、シーンの断片から状況を読み取る構成になっています。
各シーンは高彩度かつコントラストの強いビジュアルでサイケな雰囲気を醸し出しており、本作の暴力性と狂気をより強調する演出になっています。



適度な難易度とそこそこのボリューム
本作はステージ数がそこそこあって、全体としては価格相応のボリュームです。ただし、1ステージごとのプレイ時間は短めで、テンポよく進められます。
序盤は、敵に命中させて次の敵へと軌道を変えていくだけの単純なステージが中心で、サクッとクリア可能です。しかし、ステージが進めば正面の射撃を遮るシールド持ちや通常の威力では弾丸が貫通しないボディアーマー、さらに、弾道をを逸らすフィールドを展開する超能力者など一筋縄ではいかない敵が登場してきます。加えて、ステージの構造も多重構造で入り組んだ屋内などもあり頭を使う場面も多くなってきて難易度は上昇します。

とはいえ、パズルゲームはあまりに難しすぎると疲れて途中で投げ出してしまいます(私の場合)
その点、本作は割と緩く、考えるよりも力技でなんとかなる場面もあり、歯ごたえはそれなりにあるけど程良い難易度に収まっているように感じました。
また、同じようなパズルばかりだと単調で飽きるのを防止するため、たまに変化球としてミニゲーム的なステージもあります。
朝食を取るために魚と鳥を狩猟したり、銃のメンテナンスでクルクルランドのようなミニゲームをしたりなど本作の殺伐とした雰囲気を少しだけ和らげてくれます。ただし、ゲームの難易度はぶっちゃけこっちのほうが難しいです(^_^;)

本作は、ひたすら重くバイオレンスな物語であるものの、1ステージがサクッと終わるので意外に気軽に遊べるゲームです。
私も最初は重い暴力描写に胃もたれしそうでしたが、慣れてくるとカルト教団をスパンスパンと射抜いていく爽快感を楽しんでいました。
定価でも十分に納得できる内容ですが、セールでさらに安くなることもあるので、気になる人は欲しいものリストに入れておくといいでしょう。

以上
『チルドレン オブ サン』のレビューと感想でした。
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