
296本目のゲームレビューです。
個人的な評価
94点
〇神ゲー神リメイク
リメイク作としてもJRPGとしても非常にクオリティの高いゲームだと思いました。
『空の軌跡 the 1st』とは
発売日・対応機種
| 発売日 | 対応機種 |
| 2025年9月19日 | PlayStation5/Switch/PC(Steam) |
どんなゲーム?
2004年6月に日本ファルコムから発売されたRPG『英雄伝説 空の軌跡FC』をフルリメイクしたRPG
(準)遊撃士となったエステルとヨシュアが父の行方の探索と修行のため、リベール王国の各地を巡る旅をする
感想など
空の軌跡リメイク
『空の軌跡 the 1st』は、日本ファルコムの二大看板で「イースシリーズ」と肩を並べる人気シリーズの「軌跡シリーズ」第1作『英雄伝説 空の軌跡FC』のリメイク作です。

「軌跡シリーズ」は、気がつけばナンバリングタイトルが数多く出ており、現時点で以下の本編タイトルがリリースされています。
軌跡シリーズの本編タイトル一覧
- 空の軌跡FC(2004年)
- 空の軌跡SC(2006年)
- 空の軌跡 the 3rd(2007年)
- 零の軌跡(2010年)
- 碧の軌跡(2011年)
- 閃の軌跡(2013年)
- 閃の軌跡II(2014年)
- 閃の軌跡III(2017年)
- 閃の軌跡IV(2018年)
- 創の軌跡(2020年)
- 黎の軌跡(2021年)
- 黎の軌跡II(2022年)
- 界の軌跡(2024年)
長期に続くこのシリーズは、知る人ぞ知るJRPGなので気になっている人もいると思いますが、これだけ沢山あると「プレイするにしても、一体、どの作から初めるのがよいのか」という問題でなかなか手が出せない人もいるのではないでしょうか。
最近のタイトルからプレイしたらストーリーが理解できないかもしれないし、かといって今さら昔のタイトルを遡ってプレイするには遅すぎる気もします。
その点、本作はシリーズ一番最初の空の軌跡FCを現在の3Dグラフィックでフルリメイクした「最新作であり、原点でもある」ゲームです。
まさに、シリーズに今から興味を持った人が最初にプレイするのにうってつけのタイトルと言えるでしょう。
美麗な3Dグラフィック
『空の軌跡 the 1st』では、最新のセルシェーディング技術が用いられており、アニメ調トゥーンレンダリングのゲームとしては現行でトップクラスの『原神』や『ゼンレスゾーンゼロ』なみの高クオリティのグラフィックを実現しています。
さらに、キャラクターの表情や動きが綿密に作り込まれており、イベントシーン1つを取っても手書きのイラストをそのまま落とし込んだかのような映えのあるカットになっています。
そのため、従来のような顔グラフィックや立ち絵に頼らず、ゲーム内の3Dモデルだけで全てのイベントを描き出すことができています。
さらに、キャラクターだけでなく街並みや風景の描写も美しく、これまでグラフィック面では控えめだったファルコムが、本作では大手一流メーカーに並ぶほどの表現力を見せています。

アクションバトルとコマンドバトルの融合
本作が空の軌跡のリメイクとして、システム面で特に目立つ変化はバトルです。
原作のようなコマンドバトルで戦うだけでなく、フィールド上でアクションバトルをすることも可能です。


ARPGのイースを手掛けるファルコムだけあり操作の手触りはよく、キャラクターは軽快に動きます。さらに、イースのように敵の攻撃をギリギリでかわすジャスト回避の搭載もあって本格的なアクションに仕上がっています。
敵のシンボルに攻撃を加えてイニシアチブを取るシンボリックエンカウントは、アトラスのRPGなどでもあるスタンダードなエンカウント方式ですが、本作のアクションバトルはそれをさらに進化させたようなものです。
ある程度攻撃を加えてスタンさせてからコマンドバトルに突入してもいいし、敵が弱ければそのまま倒してしまうのもありです。
ただし、メインはあくまでコマンドバトルです。アクションが苦手で、コマンドバトルがしたい人は安心していいですが、アクションが好きでこちらをメインにしたい人は物足りないかもしれません。個人的にはジャンプとか空中コンボも欲しかったですね。

コマンドバトルの方は、原作と同じく行動順ごとに各キャラクターに指示を出すターン制です。キャラクターの固有技であるクラフトと詠唱時間のあるアーツ(魔法)なども原作を踏襲しています。
バランスはよく練られていてノーマルでもそこそこ手応えのある戦闘が楽しめるようになっており、相変わらず洗練されたバトルシステムだと思いました。
これぞJRPGな物語
『空の軌跡 the 1st』では、リメイクにあたってメインのストーリーに大きな改変はありません。
原作を忠実に再現したストーリーとなってます。


セリフなども基本的に原作と同じ
10代の少女と少年の小さな冒険が、やがては一国を揺るがす陰謀へと繋がっていきます。青臭さの残る恋愛模様や、主人公のエステルが成長していく姿が丁寧に描かれており、まさにJRPGらしいジュブナイルなストーリーといえる内容でしょう。

オリジナルに忠実なのは、原作ファンのためというだけでなく、そもそも元のストーリーが改変不要なほど優れているからです。
さらに、フル3D化による表現力の向上で同じシーンでも感情移入しやすくなり、とりわけラストシーンは原作と同じ展開ながらもより感動的で胸を打たれました。
原作ファンにとっては安心して楽しめ、新しく触れる人にとっては軌跡シリーズの高い評価と人気の理由も頷けるストーリーになっていると思います。
まとめ
JRPGはこれまで数多くの名作がリメイクされてきましたが、『空の軌跡 the 1st』はその中でも最高のリメイクだと思いました。
グラフィックや演出、バトルのすべてが最新技術で進化しつつも、原作の魅力をしっかり引き継いでいます。
少し気が早いですが、軌跡シリーズでも特に高い評価の『零の軌跡/碧の軌跡』についても、ぜひ同じリメイクをして欲しいですね。
今は、エステルの次なる物語の『空の軌跡 the 2nd』の発売に期待したいです。

以上
『空の軌跡 the 1st』のレビューと感想でした。
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