
298本目のゲームレビューです。
個人的な評価
??点 ※総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇良ゲー
ハクスラ要素もあり、やり込みがいのあるヴァンサバ系です。
『Deep Rock Galactic:Survivor』とは
発売日・対応機種
| 発売日 | 対応機種 |
| 2025年9月17日 | Xbox Series/PC(Steam) |
どんなゲーム?
デンマークのFunday Gamesが開発し、Ghost Ship Publishingが販売するサバイバー系オートシューター
感想など
採掘サバイバー
『Deep Rock Galactic:Survivor』(以下「ディープロックサバイバー」)は、2020年にGhost Ship Gamesが開発した一人称視点の採掘シューター『Deep Rock Galactic』(以下「ディープロック」)を見下ろし視点のオートシューターにしたスピンオフのゲームです。
ディープロックは、一人称視点で洞窟内をまるでドンキーコングバナンザのようにあらゆる壁・床・天井を破壊して突き進むゲームでしたがディープロックサバイバーも地形を破壊できるという基本要素はそのままです。

また、ディープロックと同じくスカウト、ガンナー、エンジニア、ドリラーの4種類のクラスが存在し、ゴールドやナイトラをかき集めつつクラフト用の上位資源を採集するというゲームデザインも原作とほぼ同様です。
まさに「ディープロックをそのままヴァンサバにしました」というゲームになっています。

ただし、ディープロックの魅力の1つでもあった最大4人の協力プレイは本作にはなく、完全にシングルプレイ専用となっています。ここは少し残念に感じました。
ヴァンサバライクな殲滅ミッション
ディープロックサバイバーのメインミッション「殲滅」は、一定時間ウェーブを耐えて抜き、最後に出現するエリートモンスターを倒して脱出するのを1ステージとし、これを5ステージ連続で生き延びて最後のボスを倒すとダイブ完了となります。
敵を倒すとバラバラと経験値を落とし、レベルアップのたびにランダムで提示される強化を選択する方式は、まさに典型的なヴァンサバ系のゲームプレイといえるでしょう。

ただし本作は、ただその場で敵を迎え撃つだけでなく、各ステージごとにサブミッションが設定されます。
サブミッションは植物や鉱物を一定数集める採取系の目標が中心ですが達成するとステージ間のショップで使えるゴールドやナイトラをもらえるので攻略のためにはできるだけ達成を狙っていきたい要素です。
またステージの中盤ではマップのランダムな位置に補給ビーコンが落下してきます。
この中には強力なアーティファクトが入っているので積極的に拾いにいく価値があります。


ほかにもマップのあちこちに金やナイトラ、各種素材が埋まっているため、常に歩き回りながら敵を撃退するような立ち回りが求められています。
ちなみに、ディープロックをプレイしてる人ならおなじみですが、マップにいる攻撃してこない芋虫みたいな生物は敵ではなくてルートバグという素材を落としてくれる虫なので見かけたら積極的に殴りに行きましょう。
護衛任務はペイロード
ディープロックサバイバーのもう一つのメインミッションが「護衛任務」です。
このミッションは、味方のドリルドーザーに燃料を補給しながら進む、いわゆるペイロード形式のステージです。
ドリルドーザーは敵や壁を粉砕しながら、ゴリゴリと突き進んでいくのでなかなか爽快です。

全3ステージ構成で、殲滅ミッションに比べると一回のダイブは短めです。
サブミッションも存在しますが、殲滅と違って向かうべき方向が定まっているので、道中でたまたま目標を見かけたら達成する程度です。
個人的にはこっちのルールのほうがテンポが良くて遊びやすい気がしました。
豊富なやりこみ要素
ディープロックサバイバーでは、ダイブ後に得たゴールドと素材を使ってキャラクターの恒久的なアップグレードが可能です。
アップグレードは18項目あり、それぞれ最大12段階まで強化可能です。すべて上げるには相当な数のダイブをこなす必要があります。

また、マイルストーンも多数用意されています。これらを達成することで新しい武器やアーティファクトが解放されます。
普通にプレイしていれば自然に達成するものも多いですが、武器やクラスの能力を底上げするマスタリーの解放やドロップ品のレベル向上などキャラクター強化に直結する要素のアンロックもあるため、ある程度は意識して狙っていったほうが効率的です。

そして、キャラクターの性能に最も大きな影響をあたえるのがギアと呼ばれる装備品です。
ギアはアーマー、チップ、ガジェット、キャニスター、ツール、武器MODの6カテゴリあり、各ダイブでエリートやボスモンスターがドロップします。
アンコモン(緑)、レア(青)、エピック(紫)、レジェンダリー(赤)といった今やハクスラ国際基準の色分けのレアリティがあり、レア以上の装備はユニークな効果が付与されます。

プレイを重ねてアップグレード、マイルストーン、ギアを充足させてより高い難易度に挑戦するのが本作のやり込みです。
ハクスラでレジェンダリー装備を求めて周回するファーミングとかが好きな人なら本作も同じ感覚でハマれるかもしれませんよ。
以上
『Deep Rock Galactic:Survivor』のレビューと感想でした。
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