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「メトロイドプライム4 ビヨンド」レビュー

メトロイドプライムシリーズ最新作

308本目のゲームレビューです。

個人的な評価

??点 ※総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。

〇かなりの良ゲー

長く期待していたファンからは一部不満が漏れる部分もあるようですが、個人的には大満足のゲームです。

もっと評価されてもいいと思います。

『メトロイドプライム4 ビヨンド』とは

発売日・対応機種

発売日 対応機種
2025年12月4日 Switch/Switch 2

Switch/Switch2で遊べるSwitch版Switch2のみで楽しめる「Nintendo Switch 2 Edition」があるので注意

どんなゲーム?

アメリカに拠点を持つレトロスタジオが開発し任天堂が販売するファーストパーソンアドベンチャー

感想など

メトロイドプライムシリーズ最新作

『メトロイドプライム4 ビヨンド』は、メトロイドヴァニアというジャンルの語源にもなった『メトロイドシリーズ』のうち、3Dの一人称視点で進む『メトロイドプライムシリーズ』アクションアドベンチャーです。

本作は、当初これまで同シリーズの開発に携わっていたレトロスタジオとは別のチームが開発を担当していましたが、2019年にゲームのクオリティ向上を目的として開発体制をレトロスタジオに戻して作り直すなど紆余曲折がありました。

このようなことがあり、本作はプライムシリーズとしては『メトロイドプライム3 コラプション』以来、約18年ぶりになるファン待望のナンバリングタイトルとなりました。

一人称視点のメトロイド

Switch 2版ビジュアルについて

まず、グラフィックについてですが、Switch 2版における本作のビジュアルはとても美しいと感じました。

技術的には最新世代の最高峰のグラフィックとまではいかず、せいぜい一世代前のトップクラスに留まる部分もありますが、絵の見せ方や空気感の作り方が上手いです。

最初のエリアであるフューリーグリーンでは、異星の自然と遺跡の神秘的な雰囲気がとてもよく表現されていますし、その後のアイスベルトでは、凍結された施設の陰鬱なSFホラーっぽさが感じられます。

フューリーグリーン

アイスベルトの凍結された施設

どのロケーションでも映えるきれいな質感を出していて、メトロイドらしい世界観と雰囲気をしっかりと生かしたビジュアルに仕上がっていると思いました。

かっこいいバイクと中途半端なOW要素

『メトロイドプライム4 ビヨンド』の大きな特徴として、新登場のビークル「ヴァイオラ」があります。

AKIRAの金田のバイクを思わせる未来的なデザインの大型バイクで、スピード感があり、いわゆる金田スライドのようなブレーキングアクションも決まり、とにかくかっこいいです。

かっこいいビーグル「ヴァイオラ」

ただし、メトロイドというシリーズは、迷路のように入り組んだマップを謎を解きながら探索するというゲームであるため、バイクに乗れる場所は決して多くありません。そこで登場するのが、本作でもう一つの特徴となっている「オープンワールド風」の広大な砂漠のフィールドです。

このフィールドは各エリアをつなぐ移動区間として機能しており、サムスはバイクでエリア間を移動したり、散在するアイテムや祠を探しながら探索することができます。

砂漠のフィールドをバイクで駆け回る

しかし、この砂漠のフィールドは、あくまで「オープンワールド風」であり、「オープンワールド」ではありません。

オープンワールドというには砂漠以外のロケーションに乏しく、あまりにしょぼいからです。

あたり一面が砂漠なので、よくできたオープンワールドゲームにある「この地形の先には何があるんだろう」というワクワク感は皆無です。

なぜこのようになっているのかと考察すると、このフィールドは「オープンワールドを作りたかった」からではなく、「バイクで駆け回る場所が必要だった」為だけに作られたからなのだと思いました。

あたり一面がほぼ砂漠

もちろん、こんな砂漠を用意しなくてもエリア同士を直接繋ぐ構造で良いじゃんという考えもあるのですが、それではヴァイオラが活躍できなくなってしまいます。かといって、バイクのためだけに一面砂漠のスカスカなフィールドを用意するのもなんだかなーというジレンマを感じます。

できれば「オープンワールド風」のコンパクトな構造であっても、砂漠以外の地形や、探索心を刺激するロケーションをもっと追加して、本格的な作り込みのフィールドにして欲しかったですね。

仲間との共闘

本作のもう一つの特徴とも言えるのが仲間の存在です。

メトロイドというと、外部からの間接的なサポートはあっても、探索や戦闘は基本的にはサムス単独で行うのが定番でした。

しかし、本作では銀河連邦のメカニックや兵士、アンドロイドが様々な場面で同行し、サムスをサポートしたり一緒に戦ってくれたりします。

本作では様々な仲間が登場する

これについてXなどのSNSでは、メトロイドらしくないという声も見られましたが、私の場合は特に否定的な印象は持ちませんでした。

仲間といっても、同行して一緒に戦闘に加わるのはほんの一部だけで、実際はこれまでと同じくサムスが単独で状況を切り開く場面がほとんどです。

むしろ、仲間の同行が良いアクセントになっていると感じました。まぁ、仲間がダウンしたのをわざわざ起こしてあげないといけないのは面倒な仕様だなとは思いましたが(^_^;)

それぞれの仲間にはバックストーリーがあり、見せ場や活躍する場面も用意されていますが、主人公であるサムスの株を奪うほどのものはありません。

相変わらず、メトロイドの主人公はサムス・アランです。

いつもどおりメトロイドの主人公はサムス

メトロイドらしい楽しさは健在

『メトロイドプライム4 ビヨンド』では、オープンワールド風フィールド仲間との共闘といった新しい試みがされていますが、これらの要素によって従来の面白さが損なわれてしまったということはありません。メトロイドらしい楽しさはちゃんと健在しています。

それが、ゼルダの伝説のようなユニークな謎解き要素と、新たな能力を得て道を切り開くメトロイドヴァニアらしい探索です。

本作は、一般的なFPSと比べても、激しい撃ち合いやアクションは控えめで、探索と謎解きに重点を置いたシリーズ伝統のゲームデザインになっています。

特に、サムスを象徴する能力のモーフボールを使った探索や仕掛けは、まさにメトロイドらしい楽しさが詰まっています。

モーフボールに変形するアクションはメトロイドならでは

モーフボール以外にも、探索を進めれば装備を取得して二段ジャンプグラップリングなどのアクションが追加され、行ける場所が広がっていくというメトロイドヴァニアの醍醐味も楽しめる構造になっています。

このように本作は3Dの一人称視点になっても、しっかりとメトロイドしており、シリーズファンはもちろん、メトロイドヴァニアというジャンルが好きな人にも安心しておすすめできるゲームだと感じました。

以上

『メトロイドプライム4 ビヨンド』のレビューと感想でした。

 

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