
319本目のゲームレビューです。
個人的な評価
??点 ※ 総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇かなりの良ゲー
見た目は地味ですが、このゲームかなり面白いです。
『The King is Watching』とは
発売日・対応機種
| 発売日 | 対応機種 |
| 2025年7月21日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
セルビアに拠点を置く小規模ゲーム会社のHypnoheadが開発し、インディーゲームパブリッシャーのtinyBuildが販売するローグライト建築ストラテジー
感想など
王は見ている
『The King is Watching』はオートバトル要素やローグライク(ト)要素が盛り込まれた王国建築ストラテジーゲームです。
建築ストラテジーといっても本作がどういうゲームか画面だけでは伝わりづらいかもしれませんが、画面左の5×5のマスに資源採取施設やユニット兵舎などの建築物を建て、画面右側で一定間隔で襲来してくる魔物を生産したユニットで迎え撃つというシンプルな内容です。


本作の特徴はそのタイトルが示すように、各施設が王の視線の範囲内でしか稼働しないというシステムです。
視線外の施設は生産を行いません。

要するに、社長が見てないと、社員がこっそりネットサーフィンしてサボってるダメ会社の経営みたいなものです。
このシステムのために、王たるプレイヤーは施設をサボらせないよう、こまめに視線を配り、効率的に生産と王国の成長をさせていく必要があり、そこが本作のユニークな点となっています。
ゲームの流れ
『The King is Watching』の基本的なゲームの流れは、①資源の生産→②ユニットの招集→③敵の襲来→④ボスの襲来となり、3度目(脅威レベルが低い場合は2度目)のボスの襲来で王国の門が破壊されずにボスを倒せれば、そのランは勝利となります。


序盤の定石こそ大体決まってるものの、ローグライク要素によって、襲来してくる敵や報酬はランダムなので、毎回違った戦略になります。
また、各ウェーブにどの敵が来るのか、どの種類の報酬がもらえるのかは選択式となっており、ここの選択で王国の運命に少なからず影響を及ぼします。

ランに勝利すれば、次の脅威レベルに挑戦できるようになります。
脅威レベルは10まであり、1つ上がるごとに報酬が増える代わりに、さまざまな不利な条件が積み重ねられるという、ローグライクでたまに見かけるスレスパのアセンション方式です。

しかし、正直に言うと、この手の難易度の段階方式ってあまり好きではない(^_^;)
恒久アンロックで永続強化
『The King is Watching』では、ランを終えたあと獲得したタウンデナリィとアセンションクリスタルと呼ばれる通貨で、施設・キャラクターのアンロックやアップグレードを購入することができます。
ローグライクゲームにおける本作の恒久強化にあたるアップグレードですが、効果は強力なので高い脅威レベルをクリアするには欠かせません。




購入するアップグレードの中でも、特に高い効果を期待できるのは、新しい助言者の解放と助言者スロットの解放がある青のアップグレードツリーです。
助言者は王にさまざまな支援効果をもたらしますが、初期状態は一人しか選べません。
アップグレードで助言者スロットを解放することで、最終的には6人の助言者から強力な支援効果を受けることが可能になります。
しかし、スロットを6枠フルに開放するのは遠いので、まずは3枠か4枠くらいを早めに解放しておくと良いでしょう。

青のアップグレードツリーの次に重要なのが、新しい施設の開放がある赤のアップグレードツリーです。
特に新兵ユニットの中では最強の暗殺者を招集する「暗殺者の神殿」は早い段階で購入しておきたいです。
黄のアップグレードツリーは、大していいものはありませんが左右1個目の初期ワインとタイルの印は安くて効果もそれなりなので余ったお金で購入しておくと良いでしょう。
緑のアップグレードツリーではプレイ可能な新しい王様を解放できます。
最初に使用できるボールドウィン王が既に高い性能にまとまっているのでアンロックは急ぐ必要はありませんが、あえていうなら賢名なるレオ王が強いです。
お気に入り助言者&ユニット
『The King is Watching』で私がよく使用するお気に入りの助言者とユニットを紹介します。
まず、お気に入り助言者からです。
フランキー(助言者)
フランキーは、敵ウェーブ終了後に報酬に10デナリィの資金を追加してくれる助言者です。
資金の蓄えを増やすことで、ショップで有用なアイテムを複数購入することができます。ただし、私の場合は、デナリィをリロール用の資金として使うことが多いので、その回数をより多く確保できる点で非常に重要です。
追加デナリィでリロールが安定してできることによって、ビルドが整えやすくなるのがこの助言者の一番の強みだと思います。

エンバー(助言者)
エンバーは、ラン開始時にマスケット銃兵を2体くれる助言者です。
このマスケット銃兵が最初の数ウェーブは敵をほとんど寄せ付けないので、非常に助かります。
おかげで、開幕時に慌てて農民を用意する必要がなくなり、序盤の発展に差がつきます。
遠距離ユニットなので、壁となる近接ユニットをしっかり投入していれば敵にやられて消耗することもそうそうなく、こちらから解雇するまでずっと活躍してくれます。

次にお気に入りユニットです。
暗殺者(新兵ユニット)
暗殺者は、序盤から建築できる新兵用兵舎カテゴリの中でも特に高いステータスを持ったユニットです。
剣士のステータス(HP/DPS)が80/13なのに対して暗殺者は190/33と頭ひとつ抜けています。さらに、施設アップグレードの効果も強力でHPは3倍、ダメージは2倍となります。
短所は暗殺者の神殿1つにつき生産できる暗殺者が1体という点ですが、場所は取るけど神殿を4つや5つ建てれば済む話なので、実際は大きな問題とはなりません。
白魔術師(ベテランユニット)
白魔術師は攻撃ができない代わりに味方を回復できる貴重なヒーラーユニットです。
HPの減っているユニットを回復させる手段は意外に少ないので、ヒーラーがいると安心感が違います。私の場合、毎回3体くらい部隊に入れていました。
そのほかの中盤のベテランユニットは、炎の魔術師か長弓兵といった遠隔ユニットを採用し、壁役の新兵ユニットの後ろから攻撃させるパターンが多かった気がします。
キノコ戦士は、施設アップグレードによる強化がイマイチなので暗殺者の神殿が取れなかったときくらいしか使いませんでした。
パトリキウス(エリートユニット)
エリートユニットはパトリキウスを使うことが多かったです。
基本ステータスが700/38と既に高い上、施設アップグレードでHPは3倍となり、2000を超えます。
消費コストも基礎資源のクリスタルだけなので、ほかのエリートユニットと比較しても生産しやすいのもポイントです。

本作は、最初のうちはなかなか勝利するのが大変でしたが、アップグレードを重ねていくことで、使える助言者やユニットが増え、安定した形が作れるようになっていきました。
ここで紹介したのは、あくまで私がよく使っていた助言者やユニットですが、ほかにも強い助言者やユニットは多くおり、戦術もいろいろと考えられますので、自分なりの戦い方を探して試してみるのも面白いと思います。

以上
『The King is Watching』のレビューと感想でした。
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