
320本目のゲームレビューです。
個人的な評価
??点 ※ 総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇良ゲー
程よいボリュームでテンポよくゲームが進み、満足度は高いです。
FF5のようなジョブシステムが楽しいです。
『Dungeon Antiqua 2(ダンジョン・アンティーカ 2)』とは
発売日・対応機種
| 発売日 | 対応機種 |
| 2026年1月8日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
個人ゲーム制作者であるShiromofu Factory氏が開発するレトロスタイルRPG『Dungeon Antiqua(ダンジョン・アンティーカ)』の続編
感想など
スーファミFF風RPG
『Dungeon Antiqua 2』は、レトロゲーム機時代の「ファイナルファンタジー」にインスパイアされた個人製作のインディーゲームです。
前作『Dungeon Antiqua』はファミコン風のビジュアルスタイルが特徴でしたが、本作はスーファミ風の見た目へと進化しました。


音楽はさらにファイナルファンタジー色が濃くなっており、どこかで聞いたことあるようなメロディが多用されています。
特に最初のダンジョンとなる「しれんのとう」のBGMは、FF4の「赤い翼」によく似ています。
また、システム面ではFF5のようなジョブシステムもあることから、本作はFF5に一番近い印象を受けました。
育成が楽しいジョブシステム
『Dungeon Antiqua 2』のジョブは、初期5職に加えて追加で5職が加わり、計10職を使用できます。
各ジョブは、戦闘後に獲得できるスキルポイントを貯めることで固有のスキルを習得します。
覚えたスキルは、別のジョブに転職しても3つまで装備可能で、せんしに回復魔法を持たせたり、まほうつかいに弓を装備させたりとさまざまなスキル構成が考えられます。


スキルは、ほかのジョブとシナジーがあるものも多く、たとえば、即死効果のあるニンジャの「ひっさつ」にアーチャーの「にだんうち」やサムライの「にとうりゅう」を合わせて2回攻撃させれば、即死効果の発動チャンスが多くなり、HPが高くタフな敵の多い終盤で役立ちます。
ほかにも、防御力の高いパラディンに「じゅもんミラー」や「はんげき」をつけて「かばう」をさせれば、味方の攻撃を受けつつ反撃も期待できます。このゲームは、前列/後列の隊列がありますが、後列は近接攻撃の対象にされず、前列しか敵に狙われない仕様となっているため、タンクと後方支援の役割分担がしっかりできるのが面白いですね。
このように、スキルのシナジーや各キャラの役割を考えながらビルドの構成を組み立て、キャラを育成するのが私が本作で1番楽しかったと思う部分です。
テンポ良く進むゲーム
本作も前作同様、テンポ良くゲームが進みます。
特に大きいのは、エンカウント方式がランダムエンカウントからシンボリックエンカウントになったことです。これにより、無駄な戦闘を極力避けながらダンジョンを探索することが可能となりました。

オートバトルも採用されており、コマンド選択の手間を減らしてくれます。
しかし、このオートバトルはAIの頭が悪いのがちょっと微妙でした。ドラクエのように行動時の状況を見て判断するのではなく、コマンド選択時の状況で行動が決定されるため、敵の攻撃を受けて瀕死になった味方がいてもそのターンで回復はしないし、魔法を封じられてもそのターン中なら魔法を唱えようとして失敗します。
また、さっさと倒したほうが消耗が少なくて済むザコ戦でもバフやCCを優先して効率が悪い面も目立ちます。
個人的にはオートバトルの挙動はドラクエの「ガンガンいこうぜ」くらいが良かったです。
簡単すぎず難しすぎない難易度
『Dungeon Antiqua 2』はレトロスタイルでありつつ、今どきの遊びやすさも意識されており、難易度は、昔のゲームほど難しくはありません。
とはいえ、ボス戦は無対策でゴリ押しするのはなかなか厳しく、きちんと対策を立てて挑めば危なげなく戦えるくらいのやりごたえのあるバランスに調整されています。
本作ではボスであっても毒や沈黙といった状態異常が有効な場合があり、これらをうまく使って攻略するのが面白いところです。

個人的に印象に残ったボスは、サムライの試練に登場するイットウサイです。
このボスは、推奨レベルで正面から挑んだところ、高い火力で味方が倒され、パーティーの立て直しが間に合わずに押し負けてしまいました。
しかし、その戦闘中に後衛が苦し紛れに放った弓で毒が有効なことに気がつき、再戦ではイットウサイに毒を付与して前衛はひたすら防御で耐えるという戦法で勝利することができました。

ボス戦は、開発者が想定しているであろう攻略法に気がつけば楽しいですが、それが見つからないと理不尽に感じる場合もあります。
ニンジャの試練のボスとかこの時点で即死耐性なんて持ってないから強引に倒してしまいましたが、正直、しんどかったですね…(パラディンで「かばう」のが正解だったかも)
あと、後半はパニッシュが強すぎて敵の弱点を探して攻撃するよりも全部パニッシユ連打で解決してしまうのも寂しかったです。

ルート分岐と裏ボス(ネタバレ注意)
『Dungeon Antiqua 2』は、終盤で「いにしえのつるぎ」を入手した場合(以下「Aルート」)と、入手してない場合(以下「Bルート」)の2種類のエンディングが用意されています。
ラスダンは、いにしえのつるぎで結界を破らないと進めない場面(実際は結界を破壊せずとも進める)があるため、ネタバレなしの初見プレイでは普通はAルートとなります。
なお、いにしえのつるぎを入手した時点でAルートが確定してしまうため、セーブを上書きしてしまうと、Bルートのエンディングを見るには2周目プレイ必須になります(´・ω・`)
ここは周回プレイをしたくない人のためにも剣の入手後でも店で売るとか捨てるとかして元の場所に戻せると良かったかなと思います(私はセーブ取ってたけど)

エンディング自体は大きな違いはありませんが、クリア後ボスがAルートとBルートで全く違うボスになります。
ここで各ルートのクリア後ボスと、私なりの攻略法を書いておきます。
Aルート

Aルートのクリア後ボスはエルダードラゴンです。
エルダードラゴンは、お供のゴールドドラゴンが2体とも生きている間は、じゅもんミラー付きの防御で身を固めています。そのため、いつものようにパニッシュを放つと跳ね返されてしまうため注意が必要です。
ゴールドドラゴンを1体でも倒せば次のターンは防御以外の行動をしてくるので、このときにパニッシュで削ればOKです。
お供を蘇生されて2体に戻ったら、また防御してくるのでゴールドドラゴンの方を狙います。運良く蘇生頻度が低ければ、その分討伐ターン数も短くできます。
装備とスキルは沈黙耐性とふくつのとうしを用意しておくと良いです。パニッシュのほうがダメージが出せるのでドラゴンスレイヤーはいらないです。
Bルート

Bルートは以下の5組のボス戦があります。
- ヘルとお供2体
- しれんのとうの四天王
- エンシェントデーモン
- いにしえのぶぐ
- ようせい
連戦ではありません。
基本的にどの戦闘も耐性を整えてパニッシュで一体ずつ削っていく方法で勝てます。
最後のようせいは、毎ターンHPが400も自動回復するので、こちらの与ダメより相手の回復が上回らないよう攻撃の手を休めず戦う必要があります。
HPはそれほど多くないので短期決戦を意識すれば押し切れます。

クリア後のボスを倒すとゲームを新しく始める時にジョブのスキルポイントや装備を引き継げるパーティの転生ができるようになります。
2周目でもう片方のルートのエンディングを回収する場合は、この機能を使うことでクリアまでの時間を短縮できるでしょう。

以上
『Dungeon Antiqua 2』のレビューと感想でした。
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