
322本目のゲームレビューです。
個人的な評価
??点 ※ 総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇良ゲー
アクションゲームとしてはダメな点もありますが、キャラクターとストーリーはすごく良いと思います。
『CODE VEIN II(コードヴェイン2)』とは
発売日・対応機種
| 発売日 | 対応機種 |
| 2026年1月29日 | PlayStation5/Xbox Series/PC |
どんなゲーム?
バンダイナムコの開発・販売するドラマティック探索アクションRPG
感想など
CODE VEINの続編
『CODE VEIN II(コードヴェイン2)』は、バンダイナムコエンターテインメントが2019年に発売したアクションRPG『CODE VEIN』の続編となるゲームです。
『CODE VEIN』といえば「アニメ調ソウルライク」として知られ、魅力的なキャラたちの感傷的でドラマ性の高いストーリーが素晴らしく、個人的にもとても好きなゲームでした。
本作は前作と世界観で共通する部分はあるものの、直接的なストーリーのつながりはなく、新たなキャラクターと新たな舞台を中心に物語が構築されています。


オープンワールドとなった世界
『CODE VEIN II』はオープンワールドとなっており、広い世界をバイクで自由に探索できるようになっています。メインストーリーとなる英雄の討伐は決まった順番はなく、ある程度自由な順番で攻略が可能です。
ワールドは、広大というほど広くはありませんが、その分密度が高く、探索していて何かしら発見する機会が多くなっています。景観も適度に変化があり、どこへ行ってもコピペのような似通った地形ばかり…という出来の悪いオープンワールドにありがちな単調さはありません。
マップのあちこちにアイテムや術式が隠されているので寄り道して探索する楽しさがあります。


ワールドの探索の足となるバイクは、道路を走り抜ける爽快感があって気持ちいいのですが、なにより後ろにバディがそれぞれ独自の乗り方で相乗りしてくれるのが最高です。


なお、チュートリアルでほとんど説明されませんが、バイクで高所から飛び降りた際にジャンプボタンを押すと翼を展開して滑空することが可能です。滑空中は左スティックを下に倒すことで上昇してさらに飛距離を伸ばすこともできます。

(終盤まで知らんかった)
古いタイプのソウルライクな戦闘
はじめに言っておきますが、『CODE VEIN II』はアクションゲームとしては、正直ダメな部分が目立ちます。
まず一番問題なのは、敵の強靭度がかなり高く、こちらの攻撃にほとんど怯まないことです。
このため正面から普通に攻撃をしてもスーパーアーマー付きの敵の攻撃に潰されるだけになります。
次にダメなのが、主人公の攻撃や回避の動作がモッサリしていて、発生が遅く硬直も長い点です。再生力・ジェイル・伝承術式は、いずれも使用して発動するまでが鈍く、反応した敵の攻撃に簡単に狩られます。
また、敵の配置も意地悪なものが多く、部屋の入り口の死角には大体敵が潜んでいるし、足場の悪い場所では向こう側にライフル持ちの敵が配置されているなど嫌がらせ盛り沢山のソウルライクな構造となっています。


こういった動作の重さやレベルデザインは、初期のダークソウル、またはダークソウル2を彷彿とさせます。
しかし、はっきり言ってコードヴェインは無理にダークソウルに寄せなくてもよいと思います。このシリーズに求めているのは、そういう一撃が鈍くて重いモッサリしたアクションではありません。
個人的にはFF16のように派手に立ち回れるアクションのほうが、このゲームの世界観にもあっていて良い気がしました。
難易度そのものはカジュアルさもあり
上で述べたように『CODE VEIN II』はモッサリした操作感のソウルライクですが、難易度そのものは理不尽さはあるものの、極端に難しいゲームではありません。
序盤の大ボスである喪心の襲撃者(フランツ)がエルデンリングの忌み鬼マルギットを彷彿とさせる強さで高難易度ですが、そこが一つの山場で、以降はキャラクターと武器がモリモリ強化されていくので比較的安定してきます。
オープンワールドの探索でレベルを上げつつ回復の使用回数や回復量を増やせばボスもゴリ押しで倒せます。
探索でも厄介なザコ敵相手にはバディを囮にしたり、魔法や銃などで距離を取って戦ったりと、正攻法にこだわらなければ、道中でやられてしまうことはそうありません。


私の場合、探索ではザコを一体ずつ弓で釣りだし、中距離からのバット(ジェイル)を連発する戦法で安定でした。吸血攻撃がヒットするとLPが回復するブースターを装着しておけば、バットでLPが回復するので、消耗を抑えて進めます。
ただ、この戦法は安全に進めますがあんまり楽しくはないです。
ボス戦はファントムアサルト連発のゴリ押しです。
ファントムアサルトは、無敵時間が強いのはもちろんですが、消費イコル3の割に威力も高いため、ほかの武器術式より頭一つ抜けて優秀でした。

術式連発でイコルが尽きたら、バディを囮にしてボスのケツからバットで吸血します。ケツバットです。
この戦い方で中盤から真のラスボスまで、ボスは初見撃破か、やられても1回程度で全部倒せました。
ただし、こういう戦い方が楽しいかどうかはまた別の話です。敵の強靭度や行動パターンのせいでこういった戦い方になってしまうというだけで、難なく攻略できるからといって、バトルが面白くなるわけではありません。

素晴らしいキャラクターとシナリオ
アクション面には正直ダメな部分が目立つ『CODE VEIN II』ですが、ストーリーとキャラクターの魅力は、個人的にはその欠点を帳消しにしてなお余りあるほど素晴らしかったです。
キャラクターは、前作と同じく、本当に皆が最初から最後まで良い人たちばかりです。
ジョゼもライルもホリーも決して完璧超人というわけではなく、それぞれ悩みや葛藤などを抱えています。しかし、寄り添って共に闘っていく中で成長し、主人公に信頼を向けていくという過程がぐっとくるものでとても良かったと思います。
ストーリーは時間移動がテーマで過去と現在を行き来することになりますが、過去で短い時間ながらも強い絆を結んだキャラクターたちの悲しい結末の改変に挑むのが目的となります。
キャラクターに強い思い入れができるからこそ「このままでは終われない」、「絶対救ってあげたい」という思いが湧き、強く感情移入ができました。

子安ボイスで大活躍する英雄
本作の個性的なキャラクターの中でも、ひときわ存在感を放っているのが稀代の吸血鬼で天才研究者のゼノン(CV:子安武人)です。
ラヴィニアからは危険人物と警告され、懲役1万年に服しているマッドサイエンティストらしいということで、最初は前作のミドウのような立ち位置かと思いました。
しかし、実際出会ってみると非常に友好的で、派手に光るマントをまとい、いきなり子安ボイスのミュージカルでお出迎え、というおもしろゲーミングおじさんでした。


子安に寿司を渡すとテラ子安だというので渡してみた
— 海老原(エビマヨ) (@nahco3ebimayo) 2026年2月9日
こんなん大好きになってしまうに決まっとるやん#CODEVEIN2 pic.twitter.com/ihTQCJ9b3h
ストーリーでも大活躍し、めでたく大円団となる真エンドを迎えられるのは彼の功績がとても大きいです。
ゼノンは、本作に限らずここ数年に登場したゲームキャラクターの中でも、トップクラスに愛せるキャラクターだと感じました。
まとめ
『CODE VEIN II』は、アクション面は出来が良いとは言いにくく、もっさりとしたソウルライクな戦闘は人によって評価が分かれる出来です。
それでも、キャラクターとストーリーは素晴らしく、仲間たちとの交流や時間移動を絡めた物語に最後まで夢中になって遊ぶことができました。
個人的にはとても満足できて、シリーズとしても好きになりましたので、このまま終わらずに『CODE VEIN Ⅲ』が出ることも期待したいところです。

以上
『コードヴェイン2』のレビューと感想でした。
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