
326本目のゲームレビューです。
個人的な評価
??点 ※ 総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。
〇かなりの良ゲー
ボリュームは多くありませんが、その分時間を溶かしすぎることもなく、適度な満足感のところで遊べて良かったです。
基本情報
| タイトル名 | One Turn Kill |
| ジャンル | PvE(一人プレイ用)カードバトルゲーム |
| 開発元 | 🇯🇵サークル電電 |
| 発売元 | 🇯🇵わくわくゲームズ |
| 対応機種 | PC(Steam) Switch |
| 発売日 | 2026年1月16日(Steam) 2026年発売予定(Switch) |
感想など
スレスパライクなカードバトルゲーム
『One Turn Kill』は、日本のゲーム開発サークルの電電が開発し、インディーゲームパブリッシャーのわくわくゲームズが販売するカードバトルゲームです。
カードバトルのシステムは『Slay the Spire』に近いもので、同作をプレイしたことがある人ならすぐに馴染めると思います。


本作は『One Turn Kill』というタイトルの示す通り、1ターンで敵のライフを削りきって倒すというのが大きな特徴です。
さらに、カードを使用する際のコストとして消費するのはエナジーではなく「コストの分だけデッキからドロー」となっている点も面白いです。

コストがドローってやりたい放題じゃない?と思うかもしれませんが、本作はこの点がうまく作られています。
高コストのカードばかり使って大量ドローするとすぐにデッキの山札が尽きてコストが支払えなくなるし、デッキにカードが残っていても手札が尽きてドローできなくなれば詰みです。
スレスパのようにデッキの山札が尽きたら捨て札をデッキに戻すということはありません。
手札を切らさないように適度にコストのあるカードを出してドローしつつ、カードのコストを支払えるだけデッキに山札を残すようにカードをやりくりする必要があるので意外に頭を使います。
ボリュームは短め
『One Turn Kill』は、主人公のザスキアがループを繰り返す世界で敵と戦う物語で、周回を重ねることでストーリーが進行していきます。


1回の周回はカードバトルが4戦か5戦程度で、比較的短時間で終えることができます。
ストーリーが十分に進んだ段階で、一定のBIAS以上で最後まで進むとラスボスが出現し、倒すとエンディング(ゲームクリア)となります。
ゲームクリアまでは4~5時間程度と短めにまとまっています。


物足りないと思う人もいるかもしれませんが、個人的にはこれくらいの短さでよかったと思います。
スレスパ系のゲームは、ダメージ計算やコンボの組み合わせなど考えることが多く、1戦ごとに集中力を使うので結構疲れます。しかし、本作は1戦が1ターンで終わり、1プレイも多くて5戦ほどなのでサクッと終わるのが助かりました。
エンディングまで数回のプレイでたどり着けるのも、時間を溶かしてプレイし続けてしまうことなく、きちんと区切りをつけてくれたかたちです。
お気に入りコンボ紹介
『One Turn Kill』をクリアまでプレイする中で、私が実際に使って強いと感じたコンボを紹介します。
「BAS」 × 「ネルカーの実験」( or 「直感」)

複数回攻撃するBASは、支援カードなどによる攻撃力上昇が攻撃回数分だけ乗るため、より大きく火力を伸ばせます。
ネルカーの実験で攻撃力を15上げた場合、2回攻撃のBASなら与えるダメージは+15×2で30増え、強化したBAS+は攻撃回数が3回になるため、+15×3で45まで伸びます。
「獰猛な爪」 × 「クナイ投げ」

手札を捨てて攻撃する獰猛な爪と、捨てられた時に攻撃力に等しいダメージを与えるクナイ投げを組み合わせたシンプルなコンボです。
獰猛な爪は素の攻撃力が24と高く、クナイ投げと組み合わせることでコスト3で24+10の34ダメージを出せます。
ゲーム序盤でお世話になったコンボです。
「獰猛な爪+」 × 「諸刃の剣+」

獰猛な爪は強化して獰猛な爪+にすると、捨てたカードの攻撃力を加算するようになります。
クナイ投げとのコンボもさらにダメージを与えられるようになりますが、もっと相性がいいのは攻撃力60の諸刃の剣+です。
獰猛な爪+の火力に上乗せするかたちで使うことで、諸刃の剣+を使用時の手札の攻撃力-10というデメリットを発動させずに高火力を叩き出せます。
諸刃の剣+は単体で使ってもコスト0で60ダメージを出せる非常に強力なカードで、敵のライフもこちらの手もあと少しという場面で、最後のひと押しにとても役に立ちました。
「PPP」 × 「遡行」

攻撃しつつ手札を3枚(強化後は4枚)デッキに戻す遡行を使い、他の手札がデッキに戻るたびに攻撃力が+3されるPPPを育てていくコンボです。
手札をデッキに戻す効果を持つカードやスキルは他にもあるため、それらを組み合わせることでさらにPPPの攻撃力を伸ばすこともできます。
ただし、肝心のPPPがデッキの上の方にいないと手札で育てられないので注意が必要です。
「ヘビーブロー+」 × 「アクシム・コア」

最高コスト20のアクシム・コアを手札に入れておくことで、ヘビーブローの火力を大きく引き上げるコンボです。
強化版ヘビーブローは攻撃力50以上になると攻撃回数が+1されるため、100以上のダメージも容易に出せます。
ただし、他カードを使用するとアクシム・コアのコストが減少し、それに伴ってヘビーブローの威力も下がってしまうので気をつけましょう。
「アサシンズサイン+」 × 「神無月の茶会+」

デッキが1枚以下なら攻撃力が100を超えるアサシンズサイン+ですが、消費コスト5であるこのカードはデッキの山札が1枚以下だとコストが支払えないため使用できません。そこで、神無月の茶会+でコスト0にして使用します。
アサシンズサインはデッキの山札が尽きた時に真価を発揮するカードなのでトドメの一撃に最適です。
私はこれらのコンボを絡めてデッキを組み、クリアまでプレイしました。
ラスボス戦は当初BAS+の火力を盛りまくる戦法で挑みましたが、ダメージが足りずに倒しきれませんでした。そこで、ヘビーブロー+とアクシム・コアを入れたデッキに組み直したところ、勝利することができました。

戦闘後に取得するスキルについては、ダウンクロック、ダブル、リサーチを優先的に取りましたが、なかでも敵の妨害を遅らせるダウンクロックは特に強力だと感じました。
おわりに
エンディングまで到達してもBIAS20への挑戦など、やれることはまだ残っています。
クリア後は、フラジャイルを活かした構成など、あまり使わなかったデッキを試してみるのも面白いかもしれませんね。

以上
『One Turn Kill』のレビューと感想でした。
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