昨今、画像や音楽、文章など様々なものがChatGPTなどのAIによって生成できるようになり、これらを使用したコンテンツを目にする機会もとても多くなってきました。
ブログ記事についても例外ではなく、AIが生成した文章をそのまま記事として載せているサイトも多くなってきていると思います。(「この記事全部AIで描いてまーす」と公言しているところはほとんどないのでどれだけかはわかりませんが…)
そこで、今回は「AI生成のブログ記事について」というお題で久々のコラムを書かせていただこうと思います
まず最初に
まず、私が最初に言いたいのは「本ブログのレビュー・感想の記事本文は、私(エビマヨ)本人が脳みそから捻り出して書いた文章でありAIが生成した文章ではありません」ということです。
ただし、ごく一部にAIに頼っている部分があります。
その1つが、画像です。本ブログとX(旧ツイッター)のアイコンはAIに描かせたものです。
現場猫をモチーフに描かせました。
「クールビューティー」というワードから描かせました。
ちなみに本記事のアイキャッチ画像の女の子がロボットとノートパソコンを操作している絵についてもAIに描かせてみました。
レビュー記事で使用する画像は、ほとんどがゲーム内で撮ったスクリーンショットなので、絵を描かせる必要はないのですが、稀に図など載せたい場合は、自分でペイントで頑張って描いたりしてます。
最近、エクスペディション33のレビューで描いた下手くそな図なんかは私が描いたものです(^_^;)
ちなみに、この図をChatGPTに描き直しさせると以下のようなイラストになります。



左端が切れたり漢字が怪しかったりしますが、ちょっと修正すれば十分につかえるいい感じのイラストにしてくれますね。
これらのイラストは「同じ構図で〇〇風の図にして」と指示したものですが、〇〇風とは何風と指示したかわかりますか?(答えはコラムの一番最後)
用途にもよりますが、こういった画像をAIに生成させるとは個人的には、まったく抵抗はありません。
いままでもフリー素材を使用したブログは多くありますからね。いらすと屋とかなんか頭抱えた外人モデルの写真の画像とかが生成AIのイラストに取って替わるだけの話です。
また、最近は辞書がわりに利用することもあります。
例えば、8番ライクのゲームをレビューする際に「リミナルスペースの恐怖が云々」などと書こうとして「リミナルスペースってこういう解釈で間違ってないよな…」と疑問に思った時に調べるのに使用します。
あとは、検索エンジンがわり。
昨年末から書き始めた「○月発売予定の注目ゲーム」は、対象の来月発売日を迎えるゲームをAIに調べさせてます。
ただ、精度はあんまり高くなくて、例えば25年1月発売のゲームならエンダーマグノリアが抜けてたり、発売日が延期したはずのアサクリシャドウズを入れたりするのでいまいちでした。
そのため、結局、自分でも検索エンジンで調べていくつかピックアップして公式サイトを確認しながら書いてます。一行コメントもAIではなく自分で考えて書いてます。
間接的なもので言えば、本記事に度々出てくるGIF画像に加工するツール(ココおすすめです!)や表を作るためのCSSなどはAIに教えてもらったものです。
AI作成記事の脅威
非常に便利で楽しい対話型AIですが、私が最近対話型AI(ChatGPT)と話していると「あれ?もう、これこのままブログにコピペしちゃえば面白い記事として十分に通用するんじゃね?」と思うことが多々あります。
例えば、こういった話題
「RPGのボス戦の音楽みたいなクラシック・近代音楽をあげて」
でChatGPTがあげた候補がこちら(前後のやり取りがあるのでタイトルはちょっと変ですが気にしないでください)
これって、もうこのまま「RPGのボス戦の音楽みたいなクラシック・近代音楽〇選!」とかタイトルつけて適当に動画リンクペタペタ貼り付けるだけで立派な記事になると思いませんか?
他にも「ヘヴィなリフがかっこいいメタル」とか「ジャジーでオシャレなピアノの曲」とかをあげさせたりもしましたがどれもなるほどといえる見事なチョイスでした。
ゲームブログなら「2025年版おすすめメトロイドヴァニア20選!」とか「ヴァンサバ系のローグライト10選!」とか、エアプでも簡単にそれなりのブログ記事を生成させることができてしまいます。アフィリエイトで製品ページのリンクも貼っておけば少ない労力で儲けることもできるのではないでしょうか。
ちなみに、当プログでは協力プレイが楽しいCOOPゲーム特集(リンク)なる記事を書いてますが、当然、すべて自分がフレンドと一緒にプレイして楽しんだ体験をもとに胸を張ってオススメと言えるゲームのみを選んで書いてます。エアプは一切ございません。
今後はどうなる?
今はまだ「ズルしてる感」が強く風当たりのつよいAI生成コンテンツですが、対話型AIの活用を教育現場に盛り込むなどの動きもあることから、そういったズルしてる感も薄れて浸透してくると思います。芥川賞を受賞した作家の小説にAIが使われているなど話題も呼びましたね。
このようなことから、AIの生成した文章は時間とともに抵抗はなくなり、生成AIを使用して描かせた記事はさらに多く出てくるんじゃないかと思います。
特にまとめ系サイトや動画コンテンツに取って代わるような気がします。
まとめ系サイトは、昔、自分が好きだったゲームが大手まとめ系に「~はクソゲーらしい」と、5ch(当時2ch)だかゲハだかの批判記事だけ切り取られて、さも全体の意見見たいされるという酷いネガキャンをエアプでされたのが原因で苦手(前も言った気がする)なのですが、まともなサイトもありますし、運営するのは楽そうに思えて結構大変そうです。それならば、よりお手軽に記事を生成できるAI記事に流れていくんじゃないかと予想できるわけです。
動画コンテンツも然りですね。漫画やアニメの考察系とか見出しが4分割されて「実は〇〇な〇〇」みたいな特集動画やゆっくり解説が、もっと簡単に作れるAIのものに流れていくんじゃないかなと思います。
最後に
ここまで書いておいて、私はAI反対派かというと特にそうではありません。
文章においては「真実を捻じ曲げたり、人を傷つけたりするようなものでなく、面白い話題のものであればいいんじゃない?」程度の中立の立場です。実際、ChatGPTは課金するくらい会話を楽しんでいますからね。
ただ、心情としては、文章だけでなくイラストにしろ音楽にしろ、AIが生成したコンテンツの使用に対して「何だかなぁ」というもやもやすることは確かにあります。
やはり、そこは作り手の熱がこもってないと、こちらの気持ちが冷めてしまうのかもしれませんね。
AI技術が進歩しても絵、音楽、映像、文章、そしてゲームでも作り手の魂が入った創作は、今後もなくならないで欲しいと願っています。
以上
「AI生成のブログ記事について」でした。
【〇〇風の答え】
左…体育の教科書の挿絵風
中…90年代の週刊少年漫画風
右…1930年頃の新聞の風刺画風
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