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『 CODE VEIN 』の感想・レビュー

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CODE VEIN の感想・レビュー

18本目のゲームレビューです。

評価

82点

〇良ゲー

ソウルライクゲームとしては本家に比べると甘い部分はあるが、世界観とストーリーは素晴らしい。好みが分かれる部分もあるが、自分はおおむね楽しむことができた

CODE VEINはどんなゲーム?

バンダイナムコらしいアニメ調キャラクターや設定が特徴のいわゆるソウルライクゲー

感想など

いわゆるソウルライクゲーム

ダークソウルの影響をもろに受けておりパッと見た感じはダークソウルに近い。しかし、バディという味方を常につけて探索ができるので難易度はダークソウルほどは難しくなく、初見で倒せたボスも何体がいた。

バディは強さにバラつきがあってイオやヤクモが強く、ミアなどは弱キャラと言われる。とはいえ、相対的な強さの差なので、最弱と言われるミアでも十分に活躍してくれて頼りになる。

バディが強すぎると歯ごたえがないという人はミアなど弱めのバディを連れて行ったりバディ同行なしで攻略するとダークソウルのような死にゲー難易度で遊ぶこともできるだろう。敵との戦闘においては、この手のゲームでよくある受け流し(パリィ)からの吸血攻撃というカウンター要素があるのだが、タイミングがシビアで難しく、ハイリスクな割りにローリターンで使う意味があまりないというのが残念なところ

キャラクターがよい

世界観もいいが、キャラクターがとてもいい。イオ(巨胸、露出、綾波系)など一部狙いすぎなキャラクターもいるが、アニメキャラ特有の媚びすぎたクドさや尖りすぎのウザさがなく、男女ハゲ敵味方関係なくほとんどが性格イケメンで好感が持てる。

ルイなど残念なイケメンそうに見えて普通にカッコいいイケメンだったりする。

キャラクターに安定した声優が充てられているところなどはさすがバンナムといったところか

ダークソウルとは差別化を図ったキャラビルド

プレイ感覚はダークソウルに近いが、キャラクタービルドはわりと独自のものになっている。脳筋や純魔などビルドはレベルアップ時のステータス振り分けで決めるのでなくブラッドコード(いわゆるジョブ)でそこら辺の適正が変化する。そしてこのブラッドコードはいつでも変更可能なので場面に合わせて重装両手剣脳筋キャラにしたり氷魔法特化片手剣キャラに変えたりすることができる。熟練度などでブラッドコードを成長させる要素はあるものの、「魔法剣士キャラ思ったより微妙だ作り直してー」とかそういう失敗がなくなって気軽にいろいろ試せるのがいい。

別キャラビルドしてみたいっていう周回する動機はなくなってしまったが

マップはやや微妙

マップ探索をキモとしているらしく確かにどのマップも複雑な構造をしていて探索のやりがいはあるのだが、中盤の白い血の聖堂あたりから複雑さがマンネリになってきてややつまらなくなってくる。大体、吸血鬼たちの身体能力ならそれくらい登れるだろ的な高さの上にアイテムと梯子がぶらさがってるけど、ものすごく回り道をしてこないと入手できないというチラ見せパターンが多くて「またか」とイラっとしてしまう。