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『 百英雄伝 Rising 』の感想・レビュー

百英雄伝 Rising の感想・レビュー

53本目のゲームレビューです

評価

74点

〇良ゲー

カジュアルで遊びやすさに配慮されたアクションRPG

スピンオフ作品とのことだが値段分は十分に楽しめる

百英雄伝 Risingはどんなゲーム?

名作JRPGの幻想水滸伝を開発したスタッフを中心に2023年発売が予定されている『百英雄伝』の世界を舞台としたアクションRPG

感想など

ゲーム難易度は非常に簡単

百英雄伝 Risingは横スクロールのアクションRPGであるが、ゲームの難易度はアクションが苦手な人でも遊べるようにと作られているようでかなりやさしい部類に入る

敵の攻撃は油断してると結構当たってしまうのだが、普通に装備を強化していればほとんどダメージを喰らわない。こちらのHP2000くらいあるのに対してダメージが50とかそれくらいしか喰らわない。その上、回復薬も十分に持てるのでザコもボスも大体ゴリ押しでいけたりする

ただ、ゴリ押しプレイよりも敵の攻撃を喰らわないようにCJ(主人公)の回避ダッシュやガルーのガードやはじきを上手く使って戦っていくほうがやはり楽しいのでアクションが苦手でないなら武器や防具の鍛冶強化を縛るくらいにしないと物足りないかも

リンクアタックがよい

このゲームは、スピードと手数のCJ、パワーと守りのガルー、遠距離と魔法のイーシャの3人のキャラクターを切り替えて戦っていく。キャラクターの切り替えは最近のイースシリーズに近いものだが、百英雄伝 Risingには攻撃中にキャラクターを切り替えつつ攻撃を繋げられるリンクアタックというものがありこれがとても気持ちがいい。

さらにリンクアタックをしてキャラクターを切り替えて戦って行くことで使用キャラクターが1キャラクターのみに偏らずに使って戦う楽しみ方もできる

グラフィックが結構奇麗

背景のグラフィックなどは3Dで書かれているが、森の描写などがなかなか奇麗だ

また、拠点となる村はCJ達がクエストをこなしていくと発展していき店などがだんだんと豪華になっていくのが面白い

サブクエストの数は多いがかなりアッサリ

このゲームではメインクエストのほかに村人から依頼をこなしてスタンプをもらうサブクエストが全部で160個ほどある。しかしこの村人からの依頼はほとんどがお使いとすら呼べないほど簡単なものだ

特に、「子どもがどっかに行っちゃったから探して」とか「お父さん探して」とかいうので何のひねりもなく同じ村の中にいて話しかけて戻るだけというものが多い。一番あっけなかったのは鍛冶屋の親父から「武器屋の店主呼んできてくれ」だったかな。鍛冶屋のすぐ隣に武器屋があるんだけどそこに普通に立ってたからね店主…

素材持ってきて系の依頼だとすでに持っているのでさらに一瞬で終わる場合もある。

これらの依頼は大して面白くないんだけど、面倒くささを徹底的に排除しているので全部やるのはそれほど苦痛ではない。中途半端に面倒くさいお使いクエストにされるよりかはマシかもね。

キャラクターと世界観が良い

メインのキャラクター3人はもちろんだが、インコ頭のスカーシュや見た目は完全に子悪党っぽいのに意外に良識あるゴクトーなどなかなかにいい味を出している

また、獣人エルフといった人間以外の種族がいたり、魔導の力を持ったレンズとその力を手中に収めようとする帝国の存在があったりと王道ファンタジー的な世界観や雰囲気も良い

この世界観で100人以上もキャラクターが出てくる百英雄伝の本編のほうは2023年発売だそうで今回この百英雄伝 Risingをプレイした感じではとても期待できそうですね

 

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