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『 Dandy Ace 』の感想・レビュー

Dandy Ace の感想・レビュー

69本目のゲームレビューです

評価

〇良ゲー

バランスは大味だが派手で爽快なローグライクアクション

Dandy Aceはどんなゲーム?

ブラジルのゲーム会社Mad Mimic開発の見下ろし型ローグライクアクション

呪いの鏡の中の宮殿に捕らわれたイケメンマジシャン”ダンディー・エース”となり魔法のカードを駆使して宮殿を攻略する

感想など

HADESのような見下ろし型ローグライクアクション

Dandy Ace挑戦する度に変わるマップ強化要素(ビルド)により毎回違った攻略で繰り返し遊べるローグライク要素をもった見下ろし型アクションゲームでプレイ感覚としては、高評価インディーゲームの『HADES』に近い感じだ

特徴としては、エースの攻撃手段である魔法のカードが派手で強力であるということ

魔法は斬ったり殴ったりの近接攻撃もあるが、強力な魔法は飛び道具が多いのでアクションシューティング的な部分も濃い

こちらの攻撃が派手に強いので無双できそうな気もするが敵の攻撃も同じく派手に激しいのでなかなかそうもいかなかったりする。追尾の激しいホーミング玉やこちらの立ち位置にピンポイントで爆発を発生させる攻撃などなかなかにいやらしい。そして、気のせいかもしれないが、こちらの当たり判定が妙にデカく「今の攻撃当たった?」という場面が何度かあり、慣れないうちは被弾が避けられず、そこそこ難しく感じた

特に道中でアイテムの設計図を拾っても休憩ポイントに行くまでにやられてしまうと全てロストしてしまうのが厳しかった

休憩地点で装備できる強力な効果のアイテムもローグライク的

魔法のカードの組み合わせで多数のビルド

エースの攻撃手段である魔法のカードは以下のピンクイエローブルーの3色で分類される

ピンク…攻撃力は普通だがリチャージの短いメイン攻撃として使える魔法

イエロー…攻撃力が高く範囲も大きいがリチャージの長いサブ攻撃として使える魔法

ブルー…ワープやダッシュなど緊急回避や移動に使う魔法

これらの種類の魔法のカードを4つのスロット(ABXYの各ボタン)にセットして使用するのだが、さらに追加で各スロットに各1枚づつカードを組み合わせてアップグレードすることができる(つまり4+4で合計8枚のカードを装備できる)

例えば、エースを中心に衝撃波を出す「星型」という魔法に敵を気絶させる効果の「まぶしいディスプレイ」という魔法をアップグレード効果でつければ衝撃波に当たった範囲の敵全てが気絶するという魔法になるし、敵に毒の状態異常をかける「有毒スプレー」という魔法をアップグレード効果でつければ衝撃波に当たった範囲の敵全てに毒を付与するという魔法になる

カードは見える限りでピンク24枚イエロー24枚ブルー12枚の60枚あるので1つの魔法に対して60通りのアップグレードで、それが60枚あるのだから3600種類の攻撃手段がある

そして各スロットにセットするカードの組み合わせも多様だ

かならずしもピンクイエローブルーのカードを1枚以上入れる必要はなく、例えば4つのスロットを全てイエローカードにしてもいい。イエローはリチャージ時間が長いが4種類を上手く回して行けば、ほぼ途切れなく強力な攻撃できるという一応理にかなっているビルドになる

組み合わせの種類は膨大

エンドロールまでならコンパクトなボリューム

1回の挑戦はラスボスのレレまでは8つのエリアと2体のボスを攻略していくことになり、かかる時間も30分から60分程度で大体HADESと同じくらいのお手軽さ

ただしHADESはエンドロールまでに何度もラスボスを倒さないと見れなかったが、このゲームは一番奥にいるレレを1回倒すだけでエンドロールが見れる

とはいえ、このゲームはクリアしたら終わりというようなゲームではなくさらなる難易度の挑戦やアンロック要素の全開放などが最終目的になると思うので1回のクリアが通過地点にすぎないのはHADESと同じと考えてよいだろう

宮殿のマップ。序盤は途中でエリアやボスが分岐する

HADESのようなローグライクアクションが好きな人ならオススメできるゲームだと思います

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