8本目のゲームレビューです。
評価
62点
〇普通
B級タイトルとしてならやや良ゲーと言ってもいいかもしれない
バイオミュータントはどんなゲーム?
もふもふケモナー+ポストアポカリプス世界観のオープンワールドゲーム
ジャストコーズの開発者が設立したスタジオが開発し、海外大手ゲーム会社のTHQから発売された
感想など
このゲームはもふもふなケモノ達の世界が一番の特徴なのだが、実際にプレイしてみるとこのケモノ達があんまりかわいくない…。まさにタイトル通りミュータントといった感じだ。
主人公のキャラクリはできるけど大きく見た目を変えることはできず、どんなにがんばってあまりかわいいケモノを作ることはできない。あとケモノ世界には6つのトライブという勢力があってどれかに属して加担することができるのだけれど、どの勢力も小汚いイタチのミュータントのような見た目のケモノで差がない。
もっと、ゴリラみたいな大きな体だけど温厚なケモノ達のトライブ集団とかネズミサイズで小さいけど凶暴なトライブ集団とかメリハリをつけたほうが面白かったと思う。
ケモナーであればもととなる動物が欲しかったねやはり。これはただの毛むくじゃらのミュータントでケモナーとはなんか違う気がする。妙にリアリティにこだわらずにディズニーのズートピアの世界でオープンワールドにしましたみたいに感じでよかったのに。
そして、一番良くない点は、他のレビューでもよく言われているが、バッタとそのナレーションだろう。このゲームはバッタがお供についてきて、すべてのケモノ達の会話を「~~~~~~~と言っている」とか「〇〇は、おまえに感謝しているようだ」などすべてナレーション風の口調で代弁してくる。一部のキャラだけでそういう演出が入るのならまだいいけど最初から最後までずっとこのナレーションしか喋らないので退屈である…というか煩い(ナレーションやった声優の人は大変だったろうけど…)。あとバッタはレベルアップさせて援護射撃とか滑空とかができるようになるのだけどこの機能邪魔でしかない。もっといえばバッタというデザイン自体も最悪。
ただしゲーム自体はそこまで悪くなくて十分に遊ぶことはできる。敵の攻撃をカウンターで打ち上げて空中コンボを決めるのは楽しい。
PS4版は動作のカクつきやロード時間など問題があるので、PC版はPS5でプレイするのがよいと思われる。
2024年3月5日追記
開発チームのがんばりにより、本レビュー当時より日本語訳、グラフィック、パフォーマンの全てにおいて改善がされるパッチが当てられ、とてもいいゲームになったようです。
Switcih版も発売されるようですが期待していいかもしれません。
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