40本目のゲームレビューです。
評価
74点
〇良ゲー
レベルキャップ低すぎな問題などもあったが十分に楽しめた
マンイーターはどんなゲーム?
サメの主人公が海岸を泳ぎ回って弱肉強食の捕食で成長と進化を繰り返すことで海の王者となり親の仇の人間に復讐を果たすサメオープンワールドアクションゲーム
感想など
主人公として操作するのはサメ
このゲームは人喰いサメを題材としたゲームであるが操作する主人公はサメに立ち向かう人間の方ではなくサメの方だ。
陸地を歩くことのできない魚類を操作するわけだが、水中であれば縦横無尽に泳ぎ回ることができて操作性が悪いと感じるようなことは特になかった。さすがに陸地にあがると歩いたり走ったりはできずにぴょんぴょん跳ね回るしかできないが割と長い時間陸地で活動できて面白い。
CERO:Z(18才以上対象)残酷描写あり
このゲームは「サメオープンワールド」というより「(B級)サメ映画オープンワールド」と表現したほうがいいかもしれない。つまりタイトル通り主人公のサメはただのサメではなく人喰いザメなのだ。そのため残酷描写は盛り沢山(というか「日常」)なので苦手な人は要注意
日本語化は悪くない
発売された当初は日本語の翻訳がガバガバで不自然だったらしいが、現在はアップデートにより改善されていて特に問題はない。
パクパク食べてモリモリ成長
このゲームの醍醐味はとにかく食べることにある。食べて食べて成長して進化することだ。成長すれば、最初は振り回されていたワニなんかも立場が逆転してこちらが振り回す側になったりするので嬉しい。このただひたすら食べて成長するという面白さはSFCの46億年物語を思い出す。
成長が進んで行けば警戒するほどの敵はいなくなり、人間を食べることが効率のいいことに気づく(弱いのに経験値沢山でいっぱいいる)。それに気づいてしまえばもう完全に「マンイーター(man-eater:人喰い)」となることだろう。
レベルキャップ低すぎ問題
さて、序~中盤あたりまでは、とにかく食べてとにかく成長を楽しんでいたのだが、あまりにやりすぎたせいか中盤でこの楽しみが消失してしまうことになる。そうレベルキャップである。
なんとこのゲームの本編はレベル30で上限に達してしまってそれ以上はあがらなくなる。上限に達してしまったらかなりテンションは落ちる。どんだけがんばって捕食してもご褒美がないんじゃそりゃあね。一応取得した栄養で進化のアップグレードをする余地は残っているが、レベルが上がらない時点で楽しみ半減だし、アップグレードもやり切ってしまえばそれこそ捕食をする意味が体力回復以外なくなってしまう。
さらにDLCの真実クエストでレベルキャップが40まで解放されると聞いて早速購入してみたのだが、なんとレベルキャップが解放されるのが本編クリア後のDLCに入ってからっていうね…(´・ω・`)
30以降のレベルはすっげー上がりにくいとかステータスがあまり伸びないとかでもよかったからレベル99まで上がるようにして欲しかったよ。あと欲を言うなら進化の種類ももうちょっと欲しかったなぁ。
水面スレスレでバトルすると画面切り替わる問題
水面にあがるとサメ特有の背びれだけだしてスイーってやつが出来て雰囲気はすごくいいのだが、水面に出た瞬間画面が切り替わって水中が見えなくなってしまうので鬱陶しい。
さらに水中から地上に上がるのは、水面に向かって上昇するだけなのに水面から水中に潜るのは水中に向かって下降するではなく□ボタンを押すなので面倒だ。
このせいで、水面付近で戦闘をしていると不意に水中から水面に上がってしまい水中が見えなくなってしまい敵を見失ってしまうことがよくある。
DLC『真実クエスト(Truth Quest)』
新しい島と進化の追加やレベルキャップの解放(30→40)などがあるDLCの真実クエスト(Truth Quest)は、いわば1作目の正統派動物パニック映画から2作目でトンデモ設定を加えてB級イロモノ映画にしたような感じのもので、新しく追加された進化はビームが撃てるようになったり、新しい敵は軍隊でヘリコプターを導入して来たり、最後に待ち受けるのは怪獣だったりとなかなかワクワクする内容のものではある。実際ビームはめちゃめちゃ強くて大体進化してビーム連発してればどのボスも倒せる。
でもやっぱりレベルはすぐに40まであがり切っちゃうし、怪獣も大きいだけでワニと大してかわらないだけなのでちょっともの足りなかったかなぁ。
続編出すかわからないけど、もしも出すなら今度はもっとぶっ飛んだ進化や敵を出してほしいね。サメ映画の中には頭が3つあったり5つあったりとか触手が生えてるサメとかでてきたりするし、それらを超えるようなトンデモ進化や敵が出てくると面白いかもね。
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