46本目のゲームレビューです。
評価
94点
〇傑作
記憶を消してもう一度やりたいゲーム
Return of the Obra Dinn(オブラディン号の帰還)はどんなゲーム?
無人となって帰港した商船「オブラディン号」で一体何が起こったのか
保険調査官である主人公を一人称視点で操作し、残留思念を見ることのできる不思議な懐中時計を使って無人の船内を調査する謎解きミステリー
白黒2色の1ビットカラーで表現されたビジュアルが特徴
感想など
独特なビジュアルに目を奪われがちだが、中身もよく出来た謎解きミステリーゲーム
まず、ゲームが始まって冒頭から見る残留死念がいきなり終盤のクライマックスの状態でどうしてこんなことになったのか非常に気になる展開。そこから、いろんな時間の残留死念を見て行きオブラディン号で起こった事件の謎を紐解いていく。
ゲームはオブラディン号に搭乗した人物たち60名の名前と安否を推理して当てるというものだが、人物と名前を結びつける情報がかなり些細な事である場合もありなかなかに難しい。推理難易度が高い人物の氏名にいたっては総当たりの回答に頼るしかない場合もあるだろう。
しかし、それでも少しずつヒントを探し当てて、船に搭乗した人物の名前を「この帽子の人は、さっき名前を呼ばれていたから~だな」とか「この人はさっき~~語を話してたから~~国籍の人だな」と推理していくのが面白い。
ゲームの雰囲気もとても良い。2色カラーのビジュアルも面白いが、ゲーム音楽が特に良い感じでミステリアスな場面を盛り上げてくれる。
自分はSwich版でプレイしたけどPS版やSteam版も出ているので、まだプレイしたことのない人は要チェックです。
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