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『 AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ 』の感想・レビュー


AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ の感想・レビュー

60本目のゲームレビューです

評価

90点

〇かなりの良ゲー

よく練られたストーリーと美麗なアニメ調3Dグラフィック、魅力的なキャラクター達など、前作と同様にクオリティの高いアドベンチャーゲーム

AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブはどんなゲーム?

2019年9月に発売された『AI:ソムニウムファイル』の続編

今作の主人公は、前作の主人公だった伊達ではなく、今作初登場の新人捜査官である龍木と前作でも活躍し6年経って成長したみずきの2人

前作はCERO:Z(18才以上のみ対象)であったが今作はCERO:C(15才以上対象)となっている

感想など

グラフィックは前作同様高品質、前作で不評だった部分は一部改善

前作はフルボイスでヌルヌルに動きまくる3Dアニメグラのキャラクターたちがとてもよかったが、それは今作も同様。旧キャラはもちろん新キャラの声優もみんな上手いこともありストーリーを楽しく観賞することができる

nahco3ebimayo.hatenablog.comさらに、いくつかの前作で不評であった点については改善がされている

1つ目は、ソムニウムパートの理不尽な選択。前作ではノーヒントで当てずっぽうの総当たりでしか正解が分からない理不尽な選択肢が多かったが今作ではそれが大分減った(全くないわけではない)

また、単にオブジェクトに対して選択肢を選ぶだけのものではなくなり、推理やミニゲームを楽しむようなシチュエーションが増え楽しくなった

2つ目は、前作でしつこいくらいにあった下ネタや寒いダジャレが減ったことがあげられる(それでも少なくはない)。これは主人公が下ネタ大王の伊達から龍木とみずきになったことが大きい

前作では上にあげた2つを不満点として挙げる人が結構いたので、改善は堅実なパワーアップだと言えるだろう

また、今作は実際に現場を龍木やみずきで歩いて操作して犯人の行動を再現するパートが増えたのも良かった

あとは、前作と同じくらいの残酷描写でありながらCEROレーティングだけはCに下がったのも改良(?)


安心してください『CERO:C』ですよ

前作と今作のストーリーはほぼ独立

1作目をプレイした人ならわかるし、プロローグでも語られるが今作は前作未プレイでも特に問題はないように配慮されている。また、今作をプレイしてから前作をプレイしてもいいように前作のネタバレはほとんどない。

とはいえ、両方プレイするのであれば2→1の順番でプレイするよりも1→2の順番でプレイする方がいいのは当然だ

キャラクターがよい

というか主人公のみずきがとても良い(厳や米治なんかも良かったけどね)

前作の3枚目の残念なイケメンだった伊達とアイボゥのコンビがとてもいい感じだったので正直に言うと主人公の交代は不安だったけど見事にその不安を払拭してくれた

かっこいい×かわいい上に超人的な身体能力という個性でかなり魅力的なキャラだと思います

まぁ、もう一人の主人公である龍木のほうは半パンマンしか持ちネタのないイマイチパッとしない青年で終わってしまった気がするが

以下ネタバレ(前作含む)感想

最後に

続編の2作目としての今作はAI:ソムニウムファイルがシリーズとして、十分にやっていけることを示したと思います。この調子で3作目も出して欲しいですね



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