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『Police Simulator:Patrol Officers(ポリスシミュレーター:パトロールオフィサーズ)』の感想・レビュー

警察官となって市民の生活を守る職業シミュレーター

206本目のゲームレビューです。

評価

60点

〇普通

面白いですが、不完全なコンテンツやバグが多く完成度の高いゲームとは言えません。

『Police Simulator:Patrol Officers(ポリスシミュレーター)』とは

発売日・対応機種

 

発売日 対応機種
2022年11月10日 PlayStation5(4)/Xbox Series(one)/PC
2024年10月29日 Switch(発売予定)

どんなゲーム?

アメリカの架空の都市の警察官となり、交通違反や犯罪を取り締まるオープンワールド警察官シミュレーター

感想など

アメリカの警察官のゲーム

『Police Simulator:Patrol Officers』(以下「ポリスシミュレーター」)は、プレイヤーが警察官となって、架空の都市で様々な任務のシフトを遂行するサンドボックス型のオープンワールドゲームです。

アメリカの警察官となるゲームですが、銀行強盗とのカーチェイスや麻薬密売ギャング相手に銃撃戦といった派手なシチュエーションはなく、やることは交通違反の取締など非常に地味な仕事です。

しかし、本ゲームは警察官の職業シミュレーターであるので、犯罪大国アメリカといえどもこれがリアルな警察官の日常なのでしょう。

以下、「ポリスシミュレーター」で遂行する警察官のお仕事を紹介します。

駐車違反の取り締まり

警察官となって一番最初にする仕事が駐車違反の取り締りです。

歩道に乗り上げてたり、逆方向に駐車している車などに違反切符を切ります。消火栓の側や身体障害者スペースなどに停めている悪質な車はレッカー移動させます。

地味な業務ですが、いろんな仕事ができるようになった後でも見つけたら何となく無視できない仕事です。

スピード違反の取り締まり

駐車違反の取り締まりの次にできるようになるのがスピード違反の取り締まりです。いわゆるネズミ捕りというやつです。

レーダーガンを構えて走行する車の速度を計測し、速度標識がない道路の場合は35mph(時速約56km)を超える車を違反報告します。

捕れる時は沢山捕れるのですが、捕れない時は全然捕れません。ドライバー間で「ここにネズミ捕りおるぞ」とか情報共有されてるんですかね。

検問

停車パネルを掲げて車を止めさせて、免許証確認飲酒運転などをチェックする業務です。

車を誘導したりドライバー降ろしたりに時間がかかってあまり効率が良くないので交通事故処理の仕事ができるようになってからはこれの応援要請はほぼ拒否してました。

交通事故の処理

慣れれば、安定してポイントを稼げるので一番引き受けることの多い業務です。ついでに飲酒運転無免許運転偽造身分証違法物所持などの犯罪をしょっぴけます。

軽度の事故と重大事故(人身事故)がありますがやることは大して変わりません。

稼げるけどこればっかりやるのは流石に飽きます。

逮捕者の移送

手錠をかけられた逮捕者を最寄りの留置場へ連れていきます。

応援要請が近ければ、交通事故よりポイントが稼げますが、面倒くさいので基本的に断ってました。

指名手配犯の捜索

容疑者を服装などの特徴から探し出して捕まえる地味じゃない警察官の仕事です。容疑者が逃げ出した場合、ついに銃が使えます。ただし、撃ったらアウトです(テーザー銃なら撃ってもOK)銃は突きつけて手を上げさせるためだけに使用します。

タックルして捕まえることもできます。というか、タックルのほうが楽です。

麻薬密売の逮捕

白昼堂々と白い粉を取引してる密売人を捕まえます。ステルス要素とかないので変装とか隠れたりとかしなくても目の前で取引します(^_^;)

犯行現場の捜査

現場をテープで封鎖したり、居合わせた人から目撃証言を聞いたり、証拠品を写真で撮ったりなど刑事ドラマでやってそうなやつができます。

犯人の情報が十分に集まれば、あとは指名手配犯の捜索となります。

現行犯の取り締まり

ゴミのポイ捨て路上での飲酒など軽い違反から財布泥棒などの犯罪までを発見次第、注意、または現行犯逮捕します。

違反や犯罪行為が発生した時は、そのことが画面に表示されて知らせてくれますが、オプションのゲーム設定で、このお知らせ表示機能をなしにして完全に目視確認に変更することも可能です。

マニュアルに沿った対応が必要

「ポリスシミュレーター」で警察の仕事をする上では、ちゃんとBrighton市の法律やハンドブックによる根拠とルールに沿った適切な対応が求められます。

手当たり次第に身分証の提示や身体検査を行うのはNGです。いくら怪しくてもモヒカンヘアーというだけで身体検査は適切ではありません。

理由もなしに身体検査はNG

検問などで身分証を提示させた際に、瞳孔が拡大していたり、目が充血しているなど疑うのに足りる理由があれば車から降ろして身体検査をしても適切な行動とみなされますが、そのような理由もなしに身体検査をすれば不適切な行動として減点されてしまいます。

まずは、ハンドブックをよく読むことが大切ですね。

ちなみに、プレイヤーがパトカーで速度違反したりするのも減点対象ですが、ここら辺はオプションで細かく設定できます。デフォルトではパトカーのスピード違反は無しで市民を車で轢くことも市民の車に轢かれることもありません。

より緊張感を持って職務を遂行するのならば設定を変更するといいかもしれませんよ。

初期設定ではパトカーで速度出しすぎてもOK

バグ多発問題

このゲームの最大の問題点はバグが多いことです。

人が空中を歩いてたり、地面に埋まってたりなど日常茶飯事です。

スリがいたから捕まえようとしたら地面に埋まってて逮捕できないなどゲーム進行に支障をきたす場合もあります。

日常茶飯事のバグ

あとは手錠をかけた人に逮捕の理由を説明する時だけ手錠が外れてたり、薬物検査を運転手のおでこにしたり、ゲーム開始時のオフィスが眩しかったりなどゲーム進行に影響のないレベルの不具合は完全に放置されている状況です。

10月にはswitch版も発売予定らしいのですが、その時までに多少なりとも改善されてほしいですね。

 

以上

『Police Simulator:Patrol Officers』のレビューでした。

 

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