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『Thronefall(スローンフォール)』の感想・レビュー

王国を復興させる防衛ストラテジー

240本目のゲームレビューです。

評価

??点 ※総合スコアはレビューから30日後以降に更新されます。

〇かなりの良ゲー

難しい要素を省いてカジュアルにしつつも戦略性とやりごたえがあり、完成度の高いストラテジーゲームです。

『Thronefall』とは

発売日・対応機種

発売日 対応機種
2024年10月10日 Switch/PC(Steam)

どんなゲーム?

ドイツベルリンを拠点とする小規模インディーゲームスタジオGrizzlyGamesが開発・販売する防衛ストラテジーゲーム

感想など

王国を築く防衛ストラテジー

『Thronefall』は、亡国の王を操作して城や塔、城壁などを建設して拠点を作り、迫りくる敵から領地を防衛して王国を再興させるストラテジーゲームです。

ゲームにはのフェーズがあり、昼間は資金を使って様々な施設を建設し、夜間は、配置した塔と兵士達、そして王自身で押し寄せる敵を迎え撃ちます。

昼間は壁を作ったり兵士を配置したり

夜間は敵を迎え撃つ

昼夜を繰り返して既定の日数まで城を守り切ればステージクリアです。

全部で9ステージあり、最後にボスが登場するステージもあります。

ボスが登場するステージもある

シンプルなストラテジー

『Thronefall』は、ストラテジーゲームとしてはシンプルで、建築物やユニットの種類など必要最低限で建築物の建てられる場所も決まっています。

しかし、施設の設置場所など複数あるので、限られたリソースでいかに経済とのバランスを保ちつつ、何を建築して何で防衛を築いていくかなどシンプルながらも深い戦略性があります。

塔のアップグレードは複数から選べる

また、ストラテジー部分だけでなく操作やグラフィックもシンプルです。

シミュレーションゲームはマウスやキーボードのショートカットキーを多用した操作のゲームが多いですが、『Thronefall』の場合、パッドでの操作に最適化されています。

マウスのポインタの様に王を移動させてユニットや施設を選択して指示を出しますが操作に不便さは感じず、割と直感的に動かせます。

ただ、敵が4か所とか複数から攻めてくるウェーブで部隊をわけるのはちょっと面倒でした。

グラフィックはローポリのモデルに鮮やかな色使いが特徴的なアートスタイルで、味方は青、敵は赤と見やすくて良いです。

鮮やかなアートスタイル

おすすめパークと序盤の動き

『Thronefall』の個人的な攻略のコツは、①パークは王の能力よりも塔やユニットを強化するのを選択するのと②序盤は金策施設を優先して建てるの2つです。

パークはステージ開始時に5つまで選べて強力なものが多いですが、特に「指揮官モード」(兵士と塔の攻撃力+40%、王の攻撃力-60%)が強いです。このパークを使用するなら王はあまりがんばらなくてもいいので他のパークも兵士や塔の能力を上げるものがいいでしょう。おすすめは「秘術の塔」(塔射程+20%、威力+33%)「遠距離ダメージ」(王と弓兵と塔の弓の威力+25%)です。王の武器も弓がおすすめです。

おすすめパーク

次にステージを楽に進めるためのコツは、序盤から畑や鉱山、港などの金策施設を優先的に建設して中盤までに完成させることです。そのため壁や兵士の増強などへの投資は必要最低限のギリギリにします。指揮官パークを取ってるので1ウェーブ目を王1人で守るのは辛いですが、がんばりましょう(無理だったら塔1個でがんばる)。

序盤をがんばって凌げば中盤からはお金が十分に溜まるので兵力や塔の強化が十分にできて最終ウェーブにボスが出てきても苦労することはありません。

ミューテーターによるスコアアップやクエスト消化に拘らなければ、この方法で比較的楽にクリアできると思います。

以上

『Thronefall』のレビューでした。

 

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