『ホグワーツ・レガシー』の感想・レビュー

100本目のゲームレビューです。

評価
『ホグワーツ・レガシー』とは
- 発売日・対応機種
- どんなゲーム？
感想など

評価

〇神ゲー

ハリー・ポッターシリーズのホグワーツ城や魔法ワールドを見事に再現したオープンワールドというだけでなく、魔法をうまく使った戦闘やパズル、クエストといったゲームプレイの完成度も高く素晴らしい体験ができます。

『ホグワーツ・レガシー』とは

発売日・対応機種

●2023年2月10日　PlayStation5/Xbox Series/PC

●2023年4月4日　 PlayStation4/Xbox One

●2023年7月25日　Switch

どんなゲーム？

小説・映画で世界的人気を誇るハリー・ポッターシリーズ（J・K・ローリング著）のベースとなる魔法ワールドとホグワーツ城を再現した世界でホグワーツ魔法魔術学校に入学した生徒となり冒険するオープンワールドアクションRPG。

「ハリー・ポッター」の100年前の1890年代の魔法ワールドが舞台となります。

感想など

ハリー・ポッターの世界のオープンワールド

『ホグワーツ・レガシー』は世界的に大ヒットした小説や映画で有名なハリー・ポッターシリーズの世界を冒険するゲームであることから、いわゆるキャラゲーにも分類されるオープンワールドゲームです。

キャラゲーとなると原作の小説や映画を観ていないと楽しめないかという心配をする人もいるかと思いますが、結論から言うと小説や映画を観ていなくてもまったく問題ありません。

大きな理由の1つは、物語の舞台がハリー・ポッターよりも100年前の話になるので、ハリーやハーマイオニー、スネイプ先生といった原作での主要キャラは登場せず、自分の分身となる主人公は外見をクリエイトしたキャラとなるためです。

もちろん、舞台となるホグワーツ城の再現度や組み分け帽子による組み分け、「クィディッチ」や「バタービール」といったワード、小ネタなどハリー・ポッターを知っていればニヤリとしてしまう部分も多いですが、知らないからと言って意味が解らず面白くないということにはならないので大丈夫です。

むしろ、このゲームをプレイした後に小説や映画のハリー・ポッターを鑑賞すれば「これゲームで出てたやつだ！」という楽しみ方ができて面白いでしょう。

高品質なグラフィックで描かれたホグワーツ城と魔法ワールド

『ホグワーツ・レガシー』はホグワーツ魔法魔術学校のあるホグワーツ城を中心に冒険をすることになりますが、このホグワーツ城の出来が本当にスゴイです。

とにかく広い、そして豪華で幻想的な雰囲気でそこら中にユニークな魔法のオブジェクトが置かれています。

飾られている絵画は、中の描かれている人物が動いたり喋ったりしているし、バイオリンは宙に浮いて勝手に演奏してるし、展示してある動物の骨格や甲冑も魔法の力で動いています。

さらに、城の中には仕掛けやパズルがある場所も多く、とにかく城内を歩き回っているだけで面白いです。

さらにホグワーツ城の外の森や川、ホグズミードの村もとても美しく表現されています。

そして、この美しく表現された魔法ワールドを箒やヒポグリフに乗って飛び回るのがとても爽快で気持ちが良く最高です。

バトルが楽しい

『ホグワーツ・レガシー』はハリーポッターの魔法ワールドの表現が素晴らしいというだけでなく、ゲームとしても非常に良く出来ています。

特に魔法を使った戦闘（バトル）が素晴らしいです。敵を拘束する魔法が多くそれらを組み込んで一方的にコンボで攻撃することができます。

また、敵の攻撃に合わせて魔法で防御して反撃をすることが容易でカウンター戦術で闘うのもとても楽しいです。中には、特定の動作中に特定の魔法を当てると大きな反撃ダメージを与えることもでき、こういうのを狙っていくのも面白いです。

また、ゲームの難易度を下げるとバットマンのゲームのように半分QTEのような押すべきボタンが表示されるアクションになります。これにすると、敵の攻撃タイミングの時に時間猶予ができるようになって複数の敵から囲まれて一斉に攻撃されても的確に反撃するスタイリッシュでかっこいいプレイができちゃったりします。ノーマル以上の難易度とはまた違った楽しさがあるので敵の強さに困っていなくても試してみてほしいです。