189本目のゲームレビューです。
評価
71点
〇良ゲー
放置ゲーという独特なゲームスタイルはもちろんですが、普通のシミュレーターとしても十分楽しめます。
『Rustys Retirement(ラスティーズ リタイアメント)』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2024年4月26日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
デスクトップの下部または、右端を使用して現役を引退(リタイア)したロボットのラスティが様々な野菜を育てる農場シミュレーター
感想など
デスクトップの一部だけ使うSLG
『Rustys Retirement』は退職したロボットのラスティに指示をだして農場を運営・拡大させる農場シミュレーターですが、ゲーム画面が全画面やウィンドウではなくデスクトップの下部または右端の一部にウィジェットのように表示させて遊ぶのが大きな特徴です。
これにより、デスクトップでウェブサイトをブラウジングしながら、ストリーミング動画を視聴しながら、別のゲームをプレイしながら、など「〜しながら」プレイがしやすくなっていて、それを想定したゆったりとしたゲームスピードになっています。
ゲームと並行して別の作業をしている合間に畑に種を蒔いたり、新しい建設指示を出したりなどをして放置し、また別の作業に戻って…ということを繰り返して半放置で農場を大きくしていくことができます。
また、別のことをしている間にせっせと下で作業をしているロボット達を見て癒やされるという鑑賞する楽しみも本ゲームにはあると言えるでしょう。
いろいろな農作業を自動化
畑を運営するために必要な農作業は、①種蒔き、②水やり、③収穫、④バイオ燃料化の4段階です。
この内、②〜④は、放置していてもラスティと各作業用ロボットが勝手にやってくれます。
しかし、①種蒔きだけは最終段階のアップグレードであるスプランクの家を建てるまでは手動で行う必要があります。
このため、完全に放置していてもいい放置ゲームとなるのは終盤で、それまでは半放置ゲームです。
さらに、種蒔き以外にも、畑の拡張や新しい作物への植替えなどがあるので、割とかかりきりになる時もあります。仕事やブログ記事と並行してプレイするのは集中できないのでおすすめはしません。
ちなみに、オプションで設定できるフォーカスモードは「生産時間を2倍にする(遅くする)」で「生産時間を半分にする(早くする)」ではないので注意です。時短機能ではなく、別作業に集中(フォーカス)させるためゲームの進行を遅くする機能です。
全区画と作物の種の解放
『Rustys Retirement』には、明確にクリアというものはありませんが、1つの区切りとなるのが全区画と全作物の種の解放です。
全区画の解放は農場運営が順調に進めば、中盤辺りからバイオ燃料がモリモリ入るので、これを変換することで必要なスクラップをすぐに用意することができます。
さらに、全区画を開放することで次の地形のプレイもできるようになります。
全作物の種の解放は、ラストのケールの種までに解放しなければいけない作物が多く、定期的に畑に植える作物の指定を変更するなど完全放置もできないため、それなりに大変です。
しかし、これも半放置で「〜しながら」プレイで時折畑を見てあげる程度でも数日で達成できると思います。
寂しいのは、全区画と作物の種の解放までしてしまったら後はすることがなくなってしまうことですね。
こういうゲームがもっと欲しい
『Rustys Retirement』をプレイして思ったことは、「こういうゲームもっと欲しいな」ということです。
デスクトップの一部だけで放置してプレイするゲームですね。
都市建設シミュレーターや工場自動化シミュレーターなんかでやっても面白そうです。
できれば放置して延々とプレイできるのがいいですね。
何か出ないかなと期待しています。
以上
『Rustys Retirement』のレビューでした。
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