PeerCastによる配信日
2021.12.12～2021.12.24
総評
〇アクションゲーム得意な人ならかなりの良ゲー
〇アクションゲーム苦手な人なら普通かやや良ゲー
アストラルチェインはどんなゲーム？
ベヨネッタなどの爽快アクションゲームの制作で有名なプラチナゲームズが開発し任天堂が発売する3Dアクションゲーム
レギオンと呼ばれる生態兵器を使役して戦う共闘アクションバトルが特徴
キャラデザは昔少年ジャンプで「電影少女」など少年漫画らしからぬきわどくエロい漫画を連載して当時少年の心をかき乱した桂正和
感想など
・多彩なアクションは複雑で難しいがうまく操作できるようになれば楽しい
このゲームは鎖で繋がれた生態兵器レギオンと一緒に敵をバッサバッサとなぎ倒して行くアクションゲームだが、多彩なアクションがあり特にレギオンと自キャラを繋ぐチェーンを利用したアクションが面白い。チェーンをグルっと敵に巻き付ければ拘束できるし、敵の突進をチェーンで受け止めて跳ね返したりできる。
ただし、自キャラとレギオンは同時に操作しなければ行けないので、これらのアクションを使いこなすのはなかなかに難しい。
さらにチェーンを利用したアクションだけでなく、その他のアクションも豊富。コンボ攻撃中に光ったタイミングでZLを押すと出るシンクアタックやスティック操作で繰り出すコマンドスキルなどなど。
これだけ豊富なアクションを全部使いこなすのは、なかなかに至難の業かもしれないがうまいことポンポンと発動できて敵を華麗に倒すことができれば非常に爽快感のあるアクションが味わえる。まぁ大体ゲーム後半かクリア後くらいになってやっとこのゲームのアクションが分かってくるんだけどね。シンクアタックとかが使えるようになってくると楽しい。
また、アクション全てを使いこなせなければダメなのかというとそうでもなく、プレイスタイル設定にもよるが、CASUAL程度の難易度であれば攻撃ボタンをガシガシ連打してる程度でもサクサクゲームを進めることができる。
ただし、やっぱりこのゲームを十二分に楽しめるのは豊富で多彩なアクション全部をバリバリ使いこなせる人だろうなと思う。
・キャラクターや世界観は良いがストーリーは普通
桂正和氏がデザインしたキャラクターはとてもいい感じで、さらにそれを違和感なく独特の雰囲気の3Dにしたのはお見事。しかもSwitchにおいては最高レベルの美麗さをもつグラフィックでありながら動作が重いということもない。
主人公達の所属するNEURONの同僚キャラたちも出撃前にちょこっと話す程度の存在だが個性的で単なるモブキャラとは言えない味わいがあってよいと思う。近未来的なサイバーな世界観も素晴らしい。
肝心のストーリーについては、悪くはないけどまぁ普通という感じ。世界観とキャラはいいよ。
・捜査パートやサブクエは微妙
各ステージにアクションシーンの前に大体操作パートがある。単純に聞き込みしたりするのもあれば、レギオンの特殊能力を使って手がかりを追跡したりするのもあってなかなかユニークなのだが、ちょっと長すぎるの微妙かな。アクションゲームなのだからアクションの割合がもっと多くてよかった気がする。
サブクエ（サイドケース）もお使い的な古くて面倒なだけのものが多くてやはり微妙な気がした。
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