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『 Hi-Fi Rush 』の感想・レビュー

Hi-Fi Rush の感想・レビュー

95本目のゲームレビューです。

評価

90点

〇かなりの良ゲー

ノリや雰囲気も最高で面白いです。オススメ。

『Hi-Fi Rush』はどんなゲーム?

ロックスター気取りの主人公チャイを操作してリズムに乗って悪の企業と戦うリズムベースアクションゲーム

バイオハザードを作った三上真司氏が設立したTango Gameworksが開発し(ディレクターは『サイコブレイク2』のジョン・ジョハナス氏)ベセスダ・ソフトワークスから発表と同時に発売されました

感想など

リズム+アクション

『Hi-Fi Rush』DMC(デビルメイクライ)ベヨネッタのようなタイプの派手で豪快なアクションで敵を倒していく3Dアクションゲームですが、ステージに流れるビートに合わせてタイミングよく攻撃などのアクションを行っていくという音ゲー要素があることが特徴です。

ビートに合わせてボタンを押して攻撃。タイミングはシビアではなくリズムを外しただけなら攻撃は出るしコンボは途切れないので心配無用

ビートに合わせるのはチャイの攻撃だけでなく、敵の攻撃もビートに合わせて攻撃してくるのでリズムに乗って防御したり回避したりします。

また、バトル以外にジャンプで足場を渡るなどのアスレチックエリアも多いですが、動く足場やビームなどのギミックもビートに合わせてノリノリで動きます。

さらに、イベントシーンの演出やステージの背景やオブジェクトまでもビートに合わせて動いているのでプレイしていると自然に心躍り体も揺れ動いてしまいます。

ステージの背景やオブジェクトもビートに合わせて動く

コミカルなアニメ表現

『Hi-Fi Rush』のもう一つの大きな特徴として2Dアニメ・アメコミ風のセルシェーディングで表現された鮮やかなアートスタイルがあります。

イベント中もゲーム中も鮮やかでスタイリッシュな2Dアニメ・アメコミ風の表現

ステージの合間に挟まれるイベントシーンはユーモアのあるジョーク・ギャグが多いです。

ユーモアといっても皮肉やブラックユーモアまじりのアメリカンジョークではなく、日本の漫画にあるようなシュールで奇抜、よくあるネタやパロディを多くとり込んだギャグセンスでとても面白かったです。

難易度は結構高め

『Hi-Fi Rush』は3Dアクションゲームとしては結構難しい部類に入ると思いました。

理由としては、中盤以降の強敵やボス相手に「パリィ」ほぼ必須となっているからです。

パリィがあるアクションゲームは少なくないですが、大体が上級者のみが使えばいいに留まることが多いです。しかし『Hi-Fi Rush』の場合はパリィを使わなければ攻略できない敵が出現します。

アクション苦手でもパリィからは逃げられない

特にボス戦はまるでSEKIROのようにパリィで防戦する戦いになります。

あと、後半はトラップのある足場で戦わされたり、強敵が複数連続ででてきたりなどでリズム感あるなしにかかわらず難しいと感じました。

後半の難所。床がビリビリトラップな上に敵が出す炎は当たって燃えると長い時間攻撃できなくなりつらい

操作面では戦闘中に仲間を呼んでバリアを破壊してもらうのに仲間が増えるとLTでいちいち切り替えて呼ぶのが複雑になって面倒でした。仲間が1人の時はいいんですが3人になると忙しくて大変です。ここはもうちょっと何とかならなかったのかなぁと思いました。

難しいですが、難易度「イージー」にすればゴリ押しでクリアは出来ます。

慣れないうちは、まずはイージーでプレイして慣れてきたら難易度を上げてチャレンジするのもいいでしょう。

 

以上

『Hi-Fi Rush』のレビューでした。

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