JMCゲームレビュー

JEMCゲームレビュー

重曹エビマヨコーン(JEMC):レビュー記事100本以上

『20 Minutes Till Dawn』の感想・レビュー

和訳すると「夜明けまであと20分」

129本目のゲームレビューです。

評価

〇良ゲー

いわゆるヴァンサバ系ですがたんなるパクリではなくシステムやアートワークにちゃんと独自性が感じられ、ヴァンサバとは違った面白さがあります。

580円という価格の安さも嬉しいですね。

『20 Minutes Till Dawn』とは

発売日・対応機種

発売日 対応機種
2022年6月8日 PC(Steam)/Android/iOS

どんなゲーム?

様々なキャラクターとユニークな武器で全方位から襲ってくる怪物達を撃退しながら夜が明けるまで(20分)生き抜くヴァンサバ系ツインスティックシューター

感想など

ヴァンサバ系ツインスティックシューター

『20 Minutes Till Dawn』は、全方位から迫りくる敵を倒して落とした経験値を拾い集め、レベルを上げてローグライクビルド構築でキャラクターを強化しながら決められた時間を耐え抜くいわゆるVampire Survivors(以下「ヴァンサバ」)系のアクションゲームです。

しかし、ヴァンサバ系の特徴として攻撃がボタンを押さなくても一定間隔で発動する自動発射であったのに対して、『20 Minutes Till Dawn』は、右スティックで撃つ方向を指定してトリガーを引いて射撃をするツインスティックシューターとなっていることに大きな違いがあります。

さらに、各銃にはリロードがあり、射撃中は移動が遅くなるため、ただ弾幕を垂れ流しながら動き回るのではなく、ある程度立ち回り方を考えて動かねばいけない場面もあります。

この射撃のマニュアル化によりヴァンサバと比べると「狙って撃つ」「タイミングを見てリロード」「撃つのを止めて距離を取る」などプレイヤーの操作技術が反映される部分が多くなり、よりアクション性は増したのではないかなと思います。

ですが、ヴァンサバは攻撃の自動発射により難しいことは考えずにプレイできるというのが中毒性の1つの要素でもあったので、アクション性が高くなるとはいえ自動発射でなくなってしまうのは一長一短かなぁという気もしました。

とはいえ、ローグライク的な成長要素でシナジーの高いスキル揃えていって終盤で強くて無双できるビルドが完成すると、カタルシスと大きな高揚感が得られるのはヴァンサバと同様でやはり中毒性は高くやみつきになるゲームであることは間違いないと思いました。

ついつい「あともう1回」とやりたくなる中毒性

様々なキャラクター

『20 Minutes Till Dawn』には本レビュー時点で12人のキャラクターが登場します。
まず顔グラがいいですね!可愛い女の子ばかりです(^ω^)

なんと12人いるうち11人が女性キャラクターです(やや性別不明なハスターを女性とみた場合)

どの娘がタイプ?

キャラクターにはそれぞれ初期の固有能力と数種類の固有の強化があり、その固有能力によって武器の向き不向きもあります。

例えば「3発撃つごとに敵を燃やす」固有能力のスカーレットなら連射力の高いデュアルサブマシンガン「着弾時に50パーセントの確率で雷を落とす」固有能力のスパークなら1回の射撃で複数の弾をばら撒くショットガン「リロード時に周囲の敵を引き寄せるブラックホールを生成する」固有能力のルナであれば装弾数が単発のクロスボウといった具合です。

ただし、このキャラクターの固有能力は一部のキャラクター(後述するダッシャーなど)を除いてそこまで強力ではありません。基本的には

「武器の性能>>>キャラの固有能力」

となります。

そのため、どのキャラクター使っても大体同じ武器で同じビルドでクリアしてしまう。という事態に陥りがちです。まぁヴァンサバもそんな感じでしたけどね(どのキャラ使ってもバイブル、聖水、強化クロックランセットみたいな)。

キャラの固有能力はもうちょっと性能を強くして尖らせてもよかったかなと思います。

個人的に最強キャラダッシャーです。固有能力は「10秒ごとに一定時間無敵の鹿に変身する。鹿の体当たりは100ダメージ」という超強力なもので、この娘だけは「キャラの固有能力>>>武器の性能」のため、どの武器使ってもあまり変わりません(鹿に変身するまでの10秒間敵を止めてくれればいいだけ)。ビジュアルもかなりの美人で隙無しという感じですね。

最強鹿女ことダッシャーさん

ユニークな武器

武器の種類は本レビュー時点で11種類です。

ショットガングレネードランチャーなどシューターではお馴染みの武器もあれば、敵を追尾するコウモリを撃つバットガンなどユニークなものもあります。

一番新しい武器の水鉄砲は、この武器で直接攻撃するのではなく(直接撃ってもいいけど)自キャラの周りを回ってるスポアフラワーを撃つとスポアフラワーが攻撃をするという武器で特に面白かったです。

最強武器については、グレネードランチャークロスボウなどいろいろ聞きますので割とどの武器も強いんじゃないかなと思います。

私が強いと思ってよく使ったのはサーボナイフです。ネットの評判見ると「弱い。最弱」みたいな書かれ方されてたけど、めっちゃ強いと思うんだけどなぁ(^_^;)

サーボナイフはレベル20の強化で「移動速度の強化分だけ威力アップ」を取れば1発100ダメ、うまいこと火力を盛りに盛っていけば1発400ダメ超えを連発しますよ。

1発約400ダメでてるサーボナイフ

まとめ

今や1つのジャンルとなったヴァンサバ系ゲームは数多く出ていますが、その中でも以前レビューした『バイオプロトタイプ』と今回レビューした『20 Minutes Till Dawn』は、独自要素をうまく打ち出してヴァンサバとはまた違った面白さのある良いゲームに仕上がっていると思います。

『20 Minutes Till Dawn』のほうは、まだコンシューマゲーム機版は出ていなくてPC版とスマホ版のみですが、価格が580円とお安いので昼食をちょっと贅沢するくらいの感覚で買ってプレイしてみてはいかがでしょうか。

 

以上

『20 Minutes Till Dawn』のレビューでした。

 

↓ブログランキングに参加しました!

バナーをクリックするとこのブログにポイントが入ります!(1日1回)


ゲームレビューランキング
にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ
にほんブログ村