168本目のゲームレビューです。
評価
75点
〇良ゲー
あまりガチらずにカジュアルで気軽に遊べるお祭りゲームです。
『FOAMSTARS(フォームスターズ)』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2024年2月6日 | PlayStation5(4) |
どんなゲーム?
トイロジックとスクウェア・エニックスが開発・販売する4対4のチーム戦のアワシューティングバトルゲーム
ディレクターは、過去にドラクエXオンラインのディレクターも務め「りっきー」のあだ名で親しまれた齋藤力氏
ゲーム内容がスプラトゥーンに酷似していることが話題となり「スクエニ版スプラトゥーン」や「ソープラトゥーン」などとも呼ばれる
感想など
スクエニ版スプラトゥーン
『FOAMSTARS』は、ゲームプレイを一目でも見ればわかるとおり、Switchの大人気対戦アクションゲーム「スプラトゥーン」にソックリなゲームです。
しかしながら、単なるパクりにはならないように、ちゃんと独自性も打ち出しています。
スプラトゥーンでは、「塗り」による陣取りゲームがメインでした。
『FOAMSTARS』もスプラの塗りに該当する「アワ盛り」も重要ですが、メインは相手を倒すこと(「キル」ではなく「チル」するという)で勝ち負けを競います。
特に、基本ルールの「スマッシュ・ザ・スター」の変則デスマッチルールは良くできていて面白いです。
このルールは、チーム全体で一定数(7回)倒されるまでは、普通のデスマッチですが、一定数倒されると、その時点で最も活躍しているプレイヤーがスタープレイヤーに選ばれ、スタープレイヤーを先にチルしたチームが勝利となるルールです。
つまり、チームで下手なプレイヤーがいても1人でも頑張るプレイヤーがいれば逆転して勝利する可能性があるのです。
例えば、オーバーウォッチのようなチーム戦でバトルするゲームでは、1人上手いプレイヤーがいても他のプレイヤーが足を引っ張れば一方的なゲームになりがちですが『FOAMSTARS』では上手いプレイヤーが頑張れば逆転のチャンスもあるので「味方が弱すぎてクソゲー」とか「もう負け確定だから捨てゲーする」みたいなことにはなりにくくなっています。
実際、チームの総合力では、劣勢であったもののスタープレイヤーが頑張り抜いて逆転勝ち(逆転負け)することが何度もありましたよ。
でも、一番の違いは、SwitchとPlayStationというプラットフォームの違いかもしれませんね。
様々なルール
『FOAMSTARS』の基本ルールは、上記で説明した「スマッシュ・ザ・スター」ですが、その他にも、スプラトゥーンでいうところのガチヤグラである「ラバーダックパーティ」や4人PTから内野2人と外野2人に分け、内野プレイヤー2人をチルする「ハッピーバスサバイバル」、ソロで迫りくるシャボンモンスターから拠点を防衛する「ミッションモード」があります。
また、ソロ用のミッションモードでは、ストーリーがあり、各キャラクターが掘り下げられる内容になっています。
様々なキャラクター
『FOAMSTARS』は8人のキャラクターが使用でき、それぞれのキャラクターが固有の武器とスキルを持っています。
以下に各キャラクターを紹介します。
ソア
ソアは、主人公ポジションらしくスタンダードな性能のキャラクターです。
武器はフルオート2丁拳銃で、弾幕による制圧力が高く、積極的に攻めに行くアタッカーとして運用できます。2種類あるスキルもクセがなくて使いやすいです。
ΔGITO(アギト)
ΔGITO(アギト)は、ショットガンで切り込む近接アタッカーです。
密着した時の強さはトップクラスですが、突っ込みすぎて囲まれると危険なので逃げ道は常に意識しておきたいです。
アワ盛り能力は低いのでサポートには向いてません。
トニック
トニックは、セントリータレットを設置してチームをサポートすることに特化したキャラクターです。
武器は通常ショットのバースト射撃とチャージショットのグレランの2つの特性があります。
グレート・ジェッター
グレート・ジェッターは2段階チャージできる銃で豪快に立ち回ることのできるキャラクターです。
最大チャージショットによるアワ盛り能力は高いですが、DPSはそこまで高くないので、どちらかというとサポート寄りのキャラクターな気がします。
グウィン
グウィンはアサルトライフルタイプの銃を持ったアタッカーで、ソアに近い感覚で弾幕を張って相手にプレッシャーを与えることができます。
近距離ならソア、中距離ならグウィンといった感じですね。
ケイオス・エンダー
ケイオス・エンダーは泡を放射するワイドホースショットとトラップスキルで奇襲を得意とするトリッキーなキャラクターです。
スキルはアワ盛りに使いにくいものの銃のアワ盛り能力は高いのでサポートもいけます。
ザ・マスター
ザ・マスターは長い射程と高いアワ盛り能力で盤面コントロールを得意とするサポートキャラクターです。
SSスキルの上空からレーザーは、分からん人にはよく当たり複数チルを取れることもよくあります。
メルティ
メルティは課金専用キャラというわけではなく、シーズンをティア31まで進めれば無課金でも入手可能なキャラクターです。
能力は派手ですがそこまで強くはありません。
ビジュアルが良い感じなので気に入った人は頑張ってアンロックしましょう。
今のところ、使用できるキャラクターは、上記の8名ですが、おそらく、今後のアップデートで増えていくものと思われます。
基本プレイ無料…ではない
『FOAMSTARS』は、発売日と同時にPlayStation Plusのフリープレイで提供されているため、3月4日までは無料で入手できますし、この期間に入手していれば、3月5日以降も遊ぶことが可能です。
しかし、3月5日以降に新規に始めようとするのであれば、約4,000円で購入する必要があるので、新規参入はかなり減少するのかなと思われます。
今のところは、リリースして間もないこともあり、マッチングは数秒か数分待ちと一瞬で大いに盛り上がっていますが、来月はどうなるかちょっと心配ですね。
3月以降は、PSのサブスクリプション(ゲームカタログ)入りとかでも良さそうですがどうでしょうか。
本当は、クロスプラットフォームでゲーパスでも出してくれればなとか思ってるのですが、ソニーと独占契約とかでもしてるんですかね?
基本プレイ無料でPC版もあってクロスプレイができればベストです。というか、これくらいしないと今の時代にマルチプレイのオンラインゲームが生き残るのは難しいのではないでしょうか…。
以上
『FOAMSTARS(フォームスターズ)』のレビューでした。
↓ブログランキングに参加しました!
バナーをクリックするとこのブログにポイントが入ります!(1日1回)