144本目のゲームレビューです。
評価
73点
〇良ゲー
ヴァンサバ系ローグライクとして、並み以上のクオリティでありながら千円未満で購入できる低価格のため非常にコストパフォーマンスがいいです。
『God Of Weapons』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2023年9月13日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
鞄の容量を超えないようにアイテムを整理して詰め込んでビルドを作り、自動発射される武器でモンスターが襲い掛かるウェーブを耐えるヴァンサバ系ローグライクアクションゲーム
感想など
荷物整理サバイバー
『God Of Weapons』はいわゆるVampire Survivors(ヴァンパイアサバイバーズ)系のローグライクアクションゲームですが、他のヴァンサバ系ゲームと違いを出すための独自のシステムで武器や装備などの強化アイテムを容量を整理しながら鞄に詰め込んでキャラクターを強くして戦うのが特徴です。
敵を倒してレベルがあがるとウェーブ終了後に鞄の容量を拡張(1レベルあたり2マス)することができ、さらに多くのアイテムを詰め込んでキャラクターを強化することができます。
また、アイテムには隣接するアイテムとシナジーが発生するものがあって、例えばダガーであれば「隣り合う短剣1つにつきクリティカル率+5%」があるので荷物整理をする際はこのような相乗効果も考えてアイテムを配置していきます。
武器も鞄の容量がある限り10個以上装備することが可能ですが、武器ばかり取っていても攻撃速度や範囲、ライフスティールなどのステータスが伸ばせないのでなかなか難しいですね。
ウェーブ制サバイバー
『God Of Weapons』は、Brotatoなどの他のヴァンサバ系ゲームでもよく見られるウェーブ制を採用しています。
1ウェーブ当たり決められた時間を2画面分くらいの大きさの四角形の部屋の中で大量のモンスター達からの攻撃を耐え切ります。
敵の攻撃は、単に近づいて接触してくるだけでなく、飛び掛かってきたり、弾幕やビームを撃ってきたりなどヴァンサバ系にしては豊富な攻撃方法を持っています。
プレイヤー側の攻撃はヴァンサバ系なので自動エイム・自動発射されますが、エイムについては、設定でマニュアルにしてツインスティックシューターにすることも可能です。
基本的に自動エイムのほうが強いと思いますが、たまに範囲攻撃を敵の群れじゃなくて単体に撃ってしまうこととかもあるので装備によってはマニュアルエイムのほうが良い時もあるでしょう。
また、プレイヤーがおこなうキャラクターの操作は移動だけでなく以前レビューした『グリードランド』にもあった「ダッシュ」があり、重要なアクションとなっています。
ダッシュは敵の攻撃を避けるだけでなく、追い詰められそうな状況を回り込んで回避するのにも有効ですが、クールダウンがあるため連続では使えません。
いかにダッシュを上手く使えるかはプレイヤーの腕の見せ所になるでしょう。
あと、アイテムの中にはダッシュを連続で出せる回数を増やせる装備もあり、1個でも鞄に入れておくと立ち回りが楽になります。
チャレンジ達成でキャラクターやアイテムのアンロック
『God Of Weapons』には「エリートを3体倒す」とか「シーフでアイテムを20個所持する」などのチャレンジ(実績)が沢山あり、これをクリアすることによって新キャラクターや新アイテムをアンロックしていきます。
各キャラクターは種類が多いだけでなく近距離武器が得意であったり、遠距離武器しか使えなかったり、1つの武器だけで戦うと強いとか性能が変わっていてバラエティーに富んでいて面白いです。
キャラクターによってガラッと戦い方もビルドも変わってくるので楽しいですね。
また、エントランスの像の前では取得した石碑を使ってキャラクターの恒久的な強化(古の神の加護)をすることができます。
『God Of Weapons』には難易度が5段階ありますが、難易度4とか難易度5をクリアするには、この古の神の加護による十分な強化と強力なアイテムのアンロックが必須になってきます。
ステージこそ変わり映えはしないもののキャラクターでプレイ感はかわり、アンロックする実績も多いので、税込629円のゲームとしては十分に遊べるボリュームがあると思います。
以上
『God Of Weapons』のレビューでした。
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