143本目のゲームレビューです。
評価
79点
〇良ゲー
無難に面白いです。GTAのような箱庭クライムアクションが好きな人なら十分に楽しめるでしょう。
『Saints Row』(2022年版)とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2022年8月23日 | PlayStation5(4)/Xbox Series(one)/PC(Epic Games Store) |
2023年8月24日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
無法者たちのギャング集団「セインツ」のボスとなって敵対する勢力相手に大暴れするオープンワールドクライムアクションゲーム「Saints Rowシリーズ」の第6作目(*1)
今作はこれまで続いてきたストーリーや設定を一新したリブート作品になります
*1 シリーズ4作目の『Saints Row 4』のエクスパンション(拡張版)である『Saints Row: Gat Out of Hell』を第5作目としてカウントした場合
感想など
Saints Rowの2022リブート版
『Saints Row』(2022年版)は箱庭系オーブンワールドクライムアクションゲーム『Saints Row』のリブート作品です。
Saints Rowシリーズは、1作目の『Saints Row』(2006年)と2作目の『Saints Row 2』(2008年)あたりまでは、いかにもGTAのクローンゲームという感じでしたが、作を重ねる度に徐々に「バカゲー」路線の方向に進んでいってGTAと差別化が計られてきました。
3作目の『Saints Row: The Third』からはハチャメチャな展開でバカゲー全開になり、『Saints Row 4』ではエイリアン相手に仮想世界でスーパーパワーを使って大暴れ『Saints Row: Gat Out of Hell』では、ついに地獄が舞台となるなどより荒唐無稽なストーリーになっていきました。
今回レビューする『Saints Row』(2022年版)は、めちゃくちゃになりすぎたストーリーなどを一旦リセットして初期の頃のような雰囲気で再スタートするものとなります。
リブート版であってリマスターでもリメイクでもないので、ジョニーやショーンディといったキャラクターは登場せずに新しい土地「サント・イレソ」で新しいストーリーが始まります。
美しくなったグラフィック
リブート版で大きく進化したのがグラフィックです。
最先端とまではいきませんが今のPS5世代のゲームとして通用するグラフィックでこれまで発売されたシリーズのグラフィックよりは1段上の高いクオリティです。
舞台であるアメリカ南部の架空の都市「サント・イレソ」もビルが立ち並ぶ場所もあれば湖や荒野もあり美しいロケーション・スポットが溢れていてよかったと思います。
特にヘリなどに乗って高いところからウイングスーツで滑空したりすると遠くの景色まで見れてきれいでした。
バカゲー要素も健在
原点回帰を目指したリブート版Saints Rowですが、『Saints Row: The Third』や『Saints Row 4』ほどではないものの、ちゃんとバカゲー要素もあります。
ミッションでは戦車に乗って大暴れもするし、お馴染みの車に突っ込んで吹っ飛ばされまくる「保険金詐欺」のお馬鹿なアクティビティ(今作ではシノギ)もあります。
ストーリーもシリアスさというよりも悪ノリが目立つ感じで楽しかったです。
本編ストーリーは短めで勢力の拡大がメイン
若干ネタバレになってしまいますが、このゲームはメインミッションの数はそれほど多くなくクリアするだけならそんなに時間はかかりません。
そのため、個人的にはこのゲームは、メインミッションクリアはチュートリアルのようなもので本当のメインはサント・イレソで自由きままに遊び回りシノギをこなして勢力を拡大していくことなのかなぁと思っています。
シノギ以外にも収集品や指名手配といったアクティビティがあるのでメインミッションは少なくてもボリュームはたっぷりで遊ぶことができると思います。
以上
『Saints Row』(2022年版)のレビューでした。
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