173本目のゲームレビューです。
評価
74点
〇良ゲー
怪しい日本語訳は気になりますが、ゲームは良くできてて面白いです。
『東方華彩乱戦2』とは
発売日・対応機種
発売日 | 対応機種 |
2020年4月17日 | PC(Steam) |
どんなゲーム?
中国のゲームクリエイター二色幽紫蝶が開発・販売する東方二次創作のローグライトアクションゲーム
頭の悪い氷の妖精チルノが、家に帰る途中、大量の妖怪が襲ってくる異変に巻き込まれ、調査に乗り出す
感想など
東方二次創作ゲーム
『東方華彩乱戦2』は東方二次創作のゲームで多数の「東方Project」のキャラクターが登場します。
目を引くのはキャラクターの立ち絵で、繊細でとても凛々しく書かれているのが印象的です。
東方Projectの作品を知らない人でもこの立ち絵は魅力的に感じるのではないでしょうか。
プレイアブルキャラはDLC抜きでも10名以上でDLCを含めると30名以上になります。
ボスも30体以上の東方キャラクターが登場します。
使用するキャラごとに個性の違いがはっきり出るようになっているので、キャラの数だけ遊び方も変わってきて楽しいと思います。
こうなってくるとやはり「東方シリーズの作品よく知っといたほうがいい?」となってきます。
自分の東方シリーズの知識というと、プレイしたことあるのが、昨年12月にレビューした東方二次創作ゲーム『貢がせろ!女苑ちゃん!!』くらいで、そのレビューにも書いたとおり「最初は弾幕シューティングだった」、「二次創作が盛ん」、「『ゆっくり』のもとネタ」程度の知識しかありません。
そのため、チルノというキャラクターは知ってても細かい設定などは知らなかったのでストーリー中の会話から「え?!チルノってこういう喋り方するキャラだったの?」と知ったくらいです。もっとも後述のとおり翻訳が変なだけという可能性もありますが(^_^;)
結論から言うと『東方華彩乱戦2』は、東方シリーズの作品を知らなくても楽しむことはできます。ただ、東方シリーズの作品を知っていれば、より楽しむことができるのかなという印象です。
二次創作もいうこともあって、東方のキャラゲーという一面が、それなりに感じられました。
ローグライクハクスラ
『東方華彩乱戦2』は、ランダム生成されるダンジョンをザコ敵を倒しながら進み、奥にいるボスを倒し、さらに先に進むか帰還するかというローグライクスタイルの見下ろし型アクションゲームです。
そして、アクションは左スティックで移動し、右スティックで傾けた方向にショットを撃つのでいわゆるツインスティックシューターです。
また、全てのキャラクターがMPを消費する3種類のスキルとスタミナを消費するダッシュを持っています。
スキルは強力ですがMPの消費も激しいのでリソース管理が大切です。
自機の攻撃は強力ですが、敵やボスの攻撃も同じく強力で後半になってくれば、シューティングゲームばりの弾幕を展開してくるようになります。
よくあるローグライクと違うところは、途中で敵にやられてしまってもレベルリセットやアイテムロストなどがないことです。
そのため、十分に育成が進んだキャラなら低層のボス相手に一瞬で決着がつくこともよくあります。
アイテムも強力な効果のものが多いのでレベルを十分にあげてアイテムを沢山持っていけば、メインストーリーは誰でも簡単にクリアできると思います。難易度はそれほど高いゲームではありません。
本番は、やはりストーリーダンジョンクリア後のエンドコンテンツであるエクストラダンジョンの挑戦になってくると思います。
エクストラダンジョンはボスのみと戦うボスラッシュモードや大量にザコが湧く無双モード、アイテムやレベルが初期状態で始まりボスがザコと同じように出てくる大混沌モードなどがあります。
こういったダンジョンを周回して新キャラ解放のための素材コインや強力な装備を集めていきます。
周回して敵をたくさん倒してレアアイテムを回収という作業になるのでローグライクというよりハクスラに近いかもしれません。
微妙な翻訳
『東方華彩乱戦2』は日本語に対応していますが、翻訳のクオリティは低いです。
アイテムや装備効果の説明は、大きく間違ったものは見当たらなかったのはよかったですが、ストーリーの会話は没入感が冷めるのでむしろ英語設定でプレイしたほうがいいんじゃないかくらいのレベルでした。
もっとも、ストーリーは大して重要なゲームではないのでそこまで悪い点と言うほどでもないですけどね。
ゲーム部分がしっかりとよく出来ているので全体的には十分に満足できるゲームでした。
以上
『東方華彩乱戦2』のレビューでした。
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