86本目のゲームレビューです。
評価
〇良ゲー
前作の『ウォッチドッグス』は割と凡作でしたが、2作目になり大きくパワーアップしたと思います。
『ウォッチドッグス2』はどんなゲーム?
ハッカー集団「デッドセック(DedSec)」に所属することになった凄腕のハッカー「Retr0」ことマーカスを操作しサンフランシスコの街で人々を管理し支配する「ctOS」の開発企業であるブルーム社の陰謀を暴くために活動を行うオープンワールドアクションゲーム。
前作『ウォッチドッグス』と同じ世界の話ですが、ストーリー的なつながりはほとんどありません。
感想など
美麗なグラフィックで作られたサンフランシスコの街
ウォッチドッグスシリーズは、今や数多くあるGTA(グランド・セフト・オート)シリーズから影響を受けたオープンワールドゲームの1つです。
GTA系のオープンワールドゲームといえばリアルに作られた街並みで自由に暴れ回ることが特徴でウォッチドッグス以外にもGTAに影響を受けたゲームとしてマフィアシリーズやセインツロウシリーズも有名ですね。この種のジャンルのゲームで特に重要なのは舞台となる街をいかにリアルに表現できるかだと思います。
なぜなら、リアルであればあるほどその仮想世界に入り込むことができるので、ゲーム上で行う現実世界では不可能な「街中を自由に暴れ回る」などの行動が、より感情移入して熱中することができるためです。
そして、『ウォッチドッグス2』は、GTA系のオープンワールドゲームの中でもトップレベルにグラフィックが美麗で、リアルなサンフランシスコの街を表現しています。そのため、街中を散歩したりドライブしたりして動き回っているだけでも十分に楽しさを感じることができました。
ただし、せっかく美麗なグラフィックなのに、UIの情報量が多すぎて邪魔になってしまうのが気になりました。特にデフォルトの設定にある「自動照準ライン」は便利かもしれませんが、これがあると画面がかなり汚くなってしまうのでオプションの設定で切ったほうがいいかなと思います。
また、ネットハックモードもすごく便利なんでが、ナイトビジョンのような状態になってしまい風景がほとんど観れなくなってしまうので非常にもったいないと思いました。ハック対象がハイライトされるだけでよかったと思うのですが…。
敵がハイライトされて便利だけど風景が楽しめません
前作から大きく進化したハッキング要素
ウォッチドッグスシリーズは、他のGTA系のオープンワールドゲームと違いや差を出すための特徴としてハッキング要素があることが挙げられます。
ところが、前作『ウォッチドッグス』においてはこのハッキング要素が通行人の犯罪歴などを盗み見たり監視カメラを覗いたりする程度でミッションにおいては、いつものカーチェイスと銃撃戦という感じで大した活躍はしませんでした。
しかし『ウォッチドッグス2』では、このハッキング要素を進化させ様々な場面で活躍させるようになり、格段に面白くなりました。
特にラジコンカーとドローンの2つは、マーカスを敵の索敵範囲外の安全地帯にいたまま潜入活動ができるのでかなり強力というかほとんどこの2機だけでミッションをクリアできます。そのため、ミッションもほとんどがハッキングを活用したステルスミッションが中心になっています。
日本語吹き替えが嬉しい
個人的にすごく嬉しいのが『ウォッチドッグス2』はローカライズが日本語吹き替えであることです。
例えば、車で他の人を乗せてる時に同乗者と会話があるのは、この種のゲームではおなじみですが、GTAなど日本語字幕のみのゲームでは車の運転をしながら字幕を目で追うのが結構面倒だったりします。
ですがウォッチドッグス2では音声も日本語吹き替えなので運転をしながら会話の内容を聴くことができ、とてもありがたいです。また、電話の内容をハッキングして聴くときも日本語で聞けるのでいちいち字幕を目で追わなくていいので楽でした。
また、全て日本語吹き替えのおかげというわけでもありませんが、ストーリーも楽しむことができました。
レンチなどの個性的な仲間キャラクター達がとても良かったです。
以上
『ウォッチドッグス2』のレビューでした。
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