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重曹エビマヨコーン(JEMC):レビュー記事200本以上

『 Twelve Minutes 』の感想・レビュー

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Twelve Minutes の感想・レビュー

20本目のゲームレビューです。

評価

71点

〇良ゲー

たった12分間の出来事を繰り返すだけのポイント・アンド・クリック方式のアドベンチャーだが海外サスペンスドラマのようなストーリーと細かい作り込みがよく出来ている

Twelve Minuteはどんなゲーム?

主人公のアーロンが妻であるサラと一緒に暮らすアパートに帰宅してから12分後に押し入ってきた男に殺害されてしまう。その直後、時間が戻り、12分前の帰宅時からスタートするが、結末を変えることができずに、この時間ループを何度も繰り返すことになってしまう。そして主人公は最悪の結末を何とか回避するために謎を解いていくことになる。というタイムループもののアドベンチャーゲーム

メタルギアの小島秀夫監督が絶賛したことで注目を集めた

感想など

時間的に6~9時間程度でクリアできるしリプレイ性もないゲームではあるが、ゲームの作り込みやミステリアスなストーリーに引き込まれて終わった後には良作映画を鑑賞した後のような満足度を得られる

12分間という短い間の同じ時を繰り返しながらポイント・アンド・クリック方式で進めていくのだが、同じ行動を選択してもループ具合によってリアクションが変わるのが面白い。たとえばサラに対してナイフを向ける時、主人公は最初はそんなことはできないと殺害の実行をしようとしないが時間ループをしていくと動揺しながらも妻の腹部にナイフを突き立てるようになり、さらにループを繰り返していくと慣れた手つきで喉部に致命傷を与えるようになるなど変化していく。なお、サラは別の方法で眠らせるなどして黙らせることができるので、ナイフで刺したりする必要は基本的にないので安心して欲しい。

変化があるといっても途中で詰まって、何度も同じことの繰り返しになってくると辛くなってくる。時間は常に結末に向かって進んで行くためゆっくり探索できずここでポイントするという瞬間を逃してしまうのもあるので根気強くヒントを探していかなければならない。ほかにはチャレンジ要素ですべての絵画を調べるなどもあったけど自分は真エンドまでみたら満足してしまったのでそこまでのやりこみ要素はやらなかったかな