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『HUMANITY』の感想・レビュー

柴犬が人々を導く

117本目のゲームレビューです。

評価

〇良ゲー

パズルゲームとして悪くないクオリティでボリュームもそれなりにあるのでたっぷり遊べると思います。

『HUMANITY』とは

発売日・対応機種

 ●2023年5月16日 PlayStation5(4)/PC(Steam)

どんなゲーム?

プレイヤーは柴犬となり行進する人の群衆を指示、誘導してゴールである光の柱まで導くアクションパズルゲーム

感想など

柴犬を操作するアクションパズルゲーム

柴犬といえば愛らしい容姿と陽気な性格で大人気の日本犬ですね。海外でも日本の漫画、アニメなどのサブカルやインターネット、SNSの影響によりよく知られた知名度の高い犬種です。

『HUMANITY』はそんな世界中で愛される柴犬になって人々を導くというなかなかユニークな設定のゲームです。

ある朝、目が覚めると、私は犬だった。

ゲーム部分は『レミングス』

『HUMANITY』の目的は、前に向かって行進するしかできない群衆に指示をだして導きゴールである光の柱まで誘導することです。

人々に指示できるアクションは、前後左右の方向転換のほかにジャンプさせたり、浮かせたり、武器を持たせて敵に攻撃させたりと様々です。

前に進むしかできない人々を誘導する

いわばパズルゲームの名作『レミングス』(※)のようなゲームです。

※『レミングス』
1991年にイギリスのゲーム会社から発売されたアクションパズルゲーム。
ひたすら行進して何もしないとそのまま崖から落ちていってしまうレミングたちに色々な指示を与えて出口へ導いていく。

世界中で熱狂的な人気を博したゲームとなり、PC、スーパーファミコン、メガドライブ、ゲームギアなど様々なプラットフォームで発売され2000万本以上売り上げました。

ステージに置かれるギミックも、強力な風を発生させるファンやブロックを発生させるスイッチ押せるブロックなど様々です。

これにより、例えば、ブロックを順番に落としてうまく足場を作るというように頭を使うステージもあれば、スイッチを押したら素早く先回りして指示を設置するというような忙しくてアクション性のあるステージなどバリエーション多彩なパズルが楽しめるようになっています。

押せるブロックのギミック

柴犬である意味

『HUMANITY』はプレイヤーの操作するキャラが柴犬というのも大きな特徴だと思いますがどうしても気になってしまう点があります。

えっとですね。

なんで白シルエットなんですか柴犬(^_^;)

デザイン的なものなんでしょうけど、これはちょっと違うな~というのが正直。

そのまま、もっふもふできゃわわってなってしまうような普通の柴犬が絶対良かったと思うんですよね。プロモーションビデオの普通の柴犬で。

『Stray』だってたんにきゃわわっな猫が動かせるってだけで話題になったじゃないですか。このゲームも普通にもっふもふ柴犬もふっもふって動かせるだけでも話題性も満足度全然違ったんじゃないかと思いますよ。なんで、白シルエットにしちゃったの。

あとは柴犬の操作で足を踏み外して落っこちたり、高い所に昇るのにいちいち人の中にダイブするのが面倒だったりするのでもういっそレミングスのようなポインタで支持を設置するだけでもいいのではという感じもしました。

PVのこの子がよかった

ステージクリエイトで遊べる

『HUMANITY』ステージクリエイト機能があって自分でステージを作り、オンラインで公開したり、他のユーザーが作成したステージを遊ぶことが可能です。

このステージクリエイトが良く出来ていて、マス目にポンポンとブロックを設置していくだけでストーリーの公式ステージと同じようなのが簡単に作れてしまいます。

アイデアとセンス次第で公式ステージより面白いステージを作るのも難しくはないかもしれませんね。

このゲームを遊んだ人はぜひステージエディタも触ってみて欲しいです。本当に簡単ですよ。

ブロックを選んで設置するだけ

以上

『HUMANITY』のレビューでした。

 

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