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『シロナガス島の帰還』の感想・レビュー(ネタバレほぼなし)

コミュ障天才少女とともに呪われた島の謎に迫る

154本目のゲームレビューです。

評価

〇良ゲー

ヒロインのねね子を好きになるかどうかで評価は大きく変わるかもしれませんが、ミステリーノベルの部分もシナリオのクオリティが高く面白いです。

PCダウンロード版は非常にお手頃価格(500円)ですが、お値段以上の価値は間違いなくあります。

『シロナガス島への帰還 -Return to Shironagasu Island-』とは

発売日・対応機種

発売日 対応機種
2020年3月2日 PC
2022年11月17日 Switch

どんなゲーム?

作家・ゲーム製作者の鬼虫兵庫氏が個人制作したミステリーノベルADV

ニューヨークで探偵業を営む主人公「池田戦」が、特殊な能力を持つ少女「出雲崎ねね子」と共に謎に包まれた孤島「シロナガス島」の真実を調査する。

感想など

※本レビューは「ネタバレほぼなし」としていますが、ネタバレになるかどうかは個人差ごあるので、その点はご注意の上自己責任でお願いします。

ちなみに個人的には「ネタバレなし」くらいだと思っています。

ミステリーノベルADV

『シロナガス島への帰還』は、絶海の孤島で起きる奇怪な事件を追うサスペンス調のミステリーノベルADVです。

ゲームシステムとしては、オーソドックスなポイント&クリック方式を採用したクラシカルで王道なノベルゲームとなっています。

この方式のノベルゲームは、ゲームシステムで独自性を出すなどの工夫はできないため、映像に音楽、何よりもシナリオが評価の大部分を占めます。

そして、『シロナガス島への帰還』がこれまでに高い評価を受けているということは、このノベルゲームのシナリオのクオリティが高いものであるためと言えます。

気になるところをクリックして調査

会話の選択

ノベルゲームとしての機能は基本的なものに限られており、既読文章のログを見返すことはできますが、過去の時点にジャンプする機能等はありません。

特にオートセーブ機能はついていませんので手動でのセーブをこまめに行ったほうがいいでしょう。

選択肢を別のに変えたいと思ってもセーブをしていないと戻れなくなります。

豪華声優によるフルボイス(主人公以外)

『シロナガス島への帰還』は、2020年3月2日発売PC版には当初キャラクターのボイスは含まれていませんでした。

しかし、2022年11月17日発売Switch版では最初からボイスが導入されており、その翌月22日には、PC版にもボイスを追加する無料アップデートが配信されました。 

このボイスの担当声優ですが、Switch移植のクラウドファンディングで2600万円以上の額を達成したにも関わらず赤字になった原因になるほどの有名声優が起用されています。

中でも私が印象に残ったのは、ジェイコブの声を担当された東地宏樹さんです。直近でプレイしていた『龍が如く7外伝 』で活躍した花輪喜平を演じていたので「あっ花輪の声だ!」と嬉しくなってしまいました。

ジェイコブのCVは龍が如く7外伝で花輪を演じた東地宏樹さん

あとは、ヴィンセントの声を担当された中田譲治さんも『オクトパストラベラー2』の主人公の1人であるオズバルドの声を演じていた声優さんだったので印象深かったです。独特な強弱の波のある喋り方が耳に残りますね。

ほかにも、井口裕香さん、伊藤静さん、田中理恵さんなどなど知る人ぞ知る有名声優さん達が出演されています。

あと、プレイヤーの分身である主人公の池田戦のボイスついては、頭の中の声はボイスなしで仕方ない部分はあるものの、ねね子やほかのキャラにむけての発言の方は全部喋って欲しかったなと思いました。

まぁ、池田はセリフの量が特に多いのでそれをやってしまうと赤字どころか大赤字になってしまうのでしょうけれど(^_^;)

クセの強いヒロインねね子

『シロナガス島への帰還』のヒロインキャラクターは、天才的な能力を持っているが極度なコミュ障の出雲崎ねね子という超個性的な女子高生です。

ねね子は、公式のキャラクター紹介に書かれているとおり、一度見た光景を完全に記憶、再現出来る完全記憶能力保持者です。

ゲームのストーリー紹介の方のでは「特殊な能力を持つ少女」とだけしか書かれていなかったので、私は最初、逆転裁判の真宵ちゃんみたいな霊能関係の超能力でも持っているのかと想像していましたが、そういうファンタジーな能力とは違うものだったのが面白かったですね。もっとも、完全記憶能力も十分チート超能力ですが。

ねね子は完全記憶能力というすごい能力を持っている

そして、完全記憶能力だけでなく、計算能力やプログラミングに関するスキルも天才的で主人公の池田戦の相棒として大活躍の働きをします。

大きな長所と引き換えの短所の方は、超絶にコミュ障であることや風呂に入らない等不潔であることなどがありますが、そこもまたねね子の魅力であるとも思っています。なにせムダ毛処理をしていなくて腋毛が生えているヒロインなどねね子くらいでしょう(^_^;)

かなり尖ったキャラクターだがそれが良い

個人的には、『シロナガス島への帰還』は、ねね子の活躍のおかげでシナリオが大変面白くなっていると言ってもいいくらい良いキャラをしていると思います。それくらい、ねね子は、このゲームの「顔」となっています。

逆にねね子を好きになれないとゲームの面白さも損なわれてしまうかもしれません。

私はかなり好きですが、万人向けでないといえば万人向けではないと言えるクセの強さがあるのは確かです。

最後に

『シロナガス島への帰還』は続編となる作品『遙かなる円形世界』(仮タイトルとのこと)も現在開発中で体験版も公開されているそうです。

池田ねね子の活躍がまた、見られるのは嬉しいですね。

続編は、すごく楽しみです。

 

以上

『シロナガス島への帰還』のレビューでした。

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